沙漠の国の物語 暗夜流々

「……ちょっと今から最高に格好悪いこと言うから、耳塞いでてくんない」
青々とした空から瞳を隠し、一つ息を吸って、ジゼットは声の震えを押し殺した。
「俺の代わりに、ラビサ頼む」

ふたりの間がギクシャクする中、ラビサに罠が仕掛けられて、どうなるかと思ったけど、意地っ張りなジゼットを引っ張り上げたアリヤと周囲の人たちの温かさがとても良かった。カブルの騒動もそろそろクライマックスが近くなってるようで、良い感じに盛り上がってきたので、続きがとても楽しみ。→ 感想