2009-08-14 鷲見ヶ原うぐいすの論証 book ☆☆☆ 久住四季 論理が通じない不可能状況。 犯人がもう一人いなければ成立しないはずの現実。 ふと、僕はそれを考えてしまった。 もしかして本当にいるのか。この麒麟館には。 ― 悪魔が。 京極堂を彷彿させるやり取りと、「素質者」を利用しながらロジカルなミステリーを見せてくれる展開は、とてもワクワクさせられる。恋愛要素も多くてとても楽しいですが、できれば、もうちょっと余韻があってくれたら・・・と思ったりもした。→ 感想