2009-09-27 桜木メルトの恋禁術 book ☆☆☆ 森田季節 「じゃあ、『好きだ』って言ってみたら?」 桜木は自分の黒髪をもてあそびながら、人の悪い笑みを浮かべる。 「【不言法】で、二宮さんに好きだと言えない。しかも言おうとしただけで【怖愛の枷】のせいで、死にかける。あなたはもう、恋愛なんてできない体なのよ」 「この悪魔め……」 「ははは!いつの世も恋愛は、滅び去るのよ!」 恋禁術師をうたう少女に振り回されるうちに、彼女の乱暴さと可愛さを知って行く展開がとてもニヤニヤだった。恋禁作業が、はたからみると、カップルのお話にしかみえないお約束が大好き。→ 感想