付喪堂骨董店 6 不思議取り扱います

「多少は警戒した方がいいかもしれないな。もしかしたらお前の持つ『アンティーク』も狙われるかもしれない」
「え?」
「お前が向こうに気づいているように、向こうもお前に気づいている可能性はある」

連作短編というよりは、長編に近かったかな。アンティークに絡む以上、正義を語ってもどこかは歪んでしまうんだろうなあ。今夏は甘い物語はなかったのが残念ですが(あれが一番楽しみだったのに!)、咲と刻也の出会いが見られたのは良かった。さて、次なる最終巻で何があるのか楽しみ。→ 感想