電波女と青春男(3)

リュウシさんは、都市側チームの方を応援しなくていいのかな」
「おいおーい、にわ君ってばもう忘れちゃったのかーい?」
親指を立てて、ニッと歯を見せながらの笑顔を俺に注ぐ。
「あたしは、にわ君の味方なんだよ」

夏休み。バスケの応援と、草野球と、天体観測と。青春って素敵だ。リュウシさんが可愛かった。それにしても、初めての電話とか一生懸命な応援とか、恥ずかしい……けど、楽しい。→ 感想