戦う司書と世界の力

『なぜ、守るのです。こんなにも腐りきった世界を』
「世界が腐りきっていることなど、とうの昔に知っている」
ユキゾナが言い返す。
「腐りきっていようとも、この世界を守る。それが我ら武装司書」

絶望的かと思いきや、さすがハミュッツ……なんて思う余裕すらない。逆転に次ぐ逆転劇に、読み進める手が止まらなかった。愛が世界を救う展開と武装司書たちの戦いに大興奮して、「ありがと」で涙した。こんなに素晴らしい物語を読めて幸せだ。→ 感想