2010-02-17 薄妃の恋 僕僕先生 book ☆☆☆ 仁木英之 「珠鼈じゃなくてもキミの心中なんて簡単に読める。何せ顔に出ているからな」 僕僕がにやにやしながら王弁のわき腹をつついた。 「な、なにも考えちゃいませんけど」 「うそだ。キミはじゃまされたくないんだよね?せっかくボクと二人きりで……」 「あーあー!いちいち言わなくていいですから。旅な道連れ世は情け!」 ただ側にいるだけで嬉しい。そんな感じが伝わってきて、こっちまで嬉しくなる。ちょっぴり発情したり、ちょっぴり悩むこともあるけど、一緒にいられる幸せを感じられて、楽しかった。→ 感想