生徒会の火種 碧陽学園生徒会黙示録(3)

「おいおい、鍵。なんだよ急に。散々他人の目を覚ましておいて、今さら寝るはないだろ」
「そ、そうよ杉崎。もっと、お話ししましょうよ」
「なんなんだよお前ら!捻くれ者かっ!俺が引いたときだけ、食いついてきやがって」
「杉崎君……」
「う。わ、分かったよ!まだ寝ねぇよ!だからほら、中目黒、自分のベットに戻れ」
「う、うん!えへへ。やっぱり杉崎君は優しいなぁ」
「お前からの好感度だけ相変わらずぐんぐん上がるなっ!」

2年B組の修学旅行がとても面白かった。巡かわいいよ巡。恋というよりは、良きライバルって感じだけど、いつか杉崎が気づいてくれるといいな。あと10年前の生徒会役員が残した日記話も面白かった。→ 感想