2010-03-22 烈風の騎士姫(2) book ☆☆☆ ヤマグチノボル 「騎士か……」 カリンの顔が浮かんだ。 騎士になりたい、と泣きながら叫んだ十五歳。おれが預かった騎士見習い。 サンドリオンは思った。 おれはあいつに、騎士らしいところを一度でも見せたことがあっただろうか」 揺れる乙女心と悪党に届かない歯がゆさと。正義感が募った行動が、気づけば敵の策略にはめられていく展開はすっごい面白かった!中でも、サンドリオンが立ち上がる姿は、「騎士」を見せるところは、熱いものがあったなあ。ただ、事態の収束の仕方がちょっとね……→ 感想