マルタ・サギーは探偵ですか?(6) オスタスの守護者

「……か、隠しとおせるさ。今までだって上手くやって……」
「無理です。マリアンナ様は、心を許したものに、隠し事はできません。唯一の選択は、ドクトル・バーチをやめることです。けれど、そうしてまであの小僧と残りの一生をともにしたいですか?目的を捨ててまで?それに、そもそも、マリアンナ様はマルタ・サギーを愛していますか?そろそろ遊びの季節はおしまいになさるべきです。お考えください」

マルタの変貌に皆が驚いててニヤニヤしましたが、それより何より、全てがいとおしくて、見てるだけで、泣けてくる。胸が熱くなる。迷わなくなったマルタと自覚し始めたマリアンナのやり取りにドキドキですが、デアスミス・・・あんたやりすぎだ。次で最終巻とのことだけど、どんな決着が付くのか楽しみです。→ 感想