銀砂糖師と黒の妖精 シュガーアップル・フェアリーテイル

「ねぇ、シャル。提案なんだけど」
アンは少し頭を起こした。
「昼間も言ったけど、わたしたち、友達になってみない?」
「馬鹿か」

母のような銀砂糖師を目指す少女アンと彼女の護衛をする口の悪い妖精シャルの物語。面白かった。明るくとも心の内には孤独があって、だんだんと支えになっていく関係がいいです。そして何よりアンが作り出す砂糖菓子の魅力が素晴らしかった。きっと甘く美味しいんだろうなあ。ぜひとも続きでもっと素敵なお菓子を作って、シャルをうならせてほしい。→ 感想