ミストスピリット 霧のうつし身(1) 遺されし力

「なら、なんだ?何が人をよい王に変えるとあなたは思うんだね、テリス族のティンドウィル?」
「信頼」とティンドウィルは彼の目を見ながらいった。
「よい王というのは臣民に信頼されている者のこと、そしてその信頼にふさわしい者のこと」

面白かったー。あらたな国づくりを模索中に、敵対勢力に囲まれて、という展開。青臭いエレンドがだんだん成長しているし、ヴィンも一対一なら無敵なんじゃないかと思うぐらいの力を手にしてるけど、勢力的には最弱だから、どうなるのかワクワクする。内部に偵察者がいるとあう不安や、変わって行く心など、興味深いことが目白押しなので、続きが楽しみです。→ 感想