2010-04-25 ごくペン!(3) book ☆☆☆ 三原みつき 「先生がやってたことは、作家志望として恥ずかしいことじゃなかったよ。たぶんだけど。だって……」 「いつだって先生のペンは剣よりも強かったじゃねーか。そのことを誇ってくれよ」 学園旅行で津軽海峡へ。パオーンのおかげですれ違い三昧になるふたりにニヤニヤしつつ、そんなふたりを応援しながら、自分の恋を抑えようとする女の子たちが切なかった。恋だけでなく、社会に出る不安というのはあるけれど、この学校に入ったら、きっと大丈夫。そう思わせてくれるラストが温かかったです。→ 感想