2010-06-22 漂う書庫のヴェルテ・テラ(3) book ☆☆☆ 川口士 「……それが、おまえが書物を燃やす理由になるのか」 「なるとも」 パラセンダルは鷹揚にうなずいた。 「私は神を、地上に降臨させるつもりでいるのでな」 ジグウォルは不器用だなあ。でも、そんな彼だからこそ、慕う人たちも多いんだろうな。復讐の相手である枢機卿との力の差に驚きましたが、この差を埋めることが出来るのかしら。女の子たちの思いもいろいろあって気になるので、ぜひとも第二部をお願いしたいところ。→ 感想