花姫恋芝居 誤解しあうも互いの縁

「碧天に、もっともっと好きになってもらいたい。だからわたくしはこれから、照れずに、自分の気持ちをありのままぶつけていくぞ!」
「今以上に素直になられても困るし、今以上に好きになったら、俺の心臓がもたん」
「何を言う。わたくしの心臓のほうが、いつもばくばくで可哀想なことになっておるぞ」

やばい。風邪で弱っていつもより甘えん坊になる香琴と、心配でしょうがない碧天のやり取りがやばすぎる。お熱いことですね。それにしても香琴の無邪気さはすごいもので、間諜すら手なづけてしまう天然っぷりにニヤニヤが止まらなくなります。もちろん、そう仕向けた銀吟の手腕もね。彼女の過去がちょっぴり見られて嬉しかった。→ 感想