カンピオーネ!(3) はじまりの物語

「草薙護堂。あなたはとってもバカな人だわ。でも、その愚かさがあなたをここまで導いてきたのも事実。だったら、世界で最も愚かで、最も偉大な方々の仲間入りをしてみなさい。勇気を持てとは言わない。代わりに、とことんまでバカを貫きなさい」

始まりの物語。出会いはそれほど良くなかった二人の距離が縮まっていく様子がよく分かる。昔からバカだったんだなあ、護堂は。でもそのバカさがカンピオーネに繋がっていくことを思うと、変わりない彼だからこそなしえたことだと思います。神を間近にして、圧倒的な力の前にひれ伏しそうになりながら、プライド高き少女と友の為に立ち上がった護堂が格好よかった。面白かったです。→ 感想