ゴミ箱から失礼いたします(4)

「ルールは簡単。私たちは今後様々な状況で、萌太を必要としていく。で、具体的にどうなったらいいのかは分からないけど、萌太の考えを改めさせて、コンプレックスを解消させた人の勝ち」
「え?え?」
「もちろん勝者は、萌える太くんを好きにしていいって事ね」
「わたしもそれでいい。これが最終戦争」

楽しかったー。思いを自覚してるから、、相手の挙動にいろいろ揺さぶられるんだけど、氷柱は氷柱で同じように自覚してるから、不意に照れたりするから、無駄に可愛い。萌太をかけて三人の少女が繰り広げる勝負は、妙に楽しく、妹さんとの追いかけっこも面白かった。この人のセンスは素敵だ。笑いだけでなく思いを告げる苦しさと愛しさも描かれていて、最後までよかったです。→ 感想