人形の館と鳥籠の姫 ダイヤモンド・スカイ

「俺はエルディック。海賊だ」
「海賊!?貴方がたが!?」
「そういうこと」
「だって……一本足じゃないのに!?」

前半はもどかしく、後半は面白く、終わってみたらまだ序章というそんな印象でした。閉ざされた世界で過ごすディアの思いと、大切と意識しながら応えないフォースの行動にどかしさを覚えていたけれど……後にフォースの気持ちを知ると、やりきれなくなったりする。彼女を連れ出す海賊とのお話はとても楽しくて、特にお怒りあそばしたときの罵倒の可愛さといったら!これから海賊とどういう関係になっていくのか楽しみです。→ 感想