マイナークラブハウスの恋わずらい ―minor club house Side-B

「そうして時折、中から響いてくる、楽しげな声を聞く。あの建物の中は、常に大騒ぎだ。いつでも、笑いの気配に満ちている。僕はその気配が好きだ。友人たちが遊んでいる声を聞きながら、少し離れたところで、自分の場所を守っている時が、いちばん落ち着く。決してその気配のただ中に、飛び込みたいとは思わない」

番外編の恋物語。ニヤニヤしちゃうね!ラブレター受け取ったり、元カノの様子が気になったり、女の子に付きまとわれたり。青春のドキドキは、時に引っかき疵のような痛みを覚えることもあるけれど、心躍る!もちろん、共に歩く人がいるから、楽しいんですけど。マイナークラブハウスにいる人たちは、皆楽しむことに長けてると思いました。→ 感想