クシエルの使徒(2) 白鳥の女王

足下の地面が割れでもしたように、呆然と立ちすくむばかりだった。
はっと事態を悟ったときには遅すぎた。
はめられた。そもそもの初めから、まんまとあちらの策にはまっていたのだ。

ジョスランとのやり取りが痛くてもどかしくてしょうがなかったんですが、そんなこと気にしてたら、中盤から一気に展開が速くなって、まさに手に汗握る展開でした。笑顔ひとつで鳥肌が立つんだから、あの人の存在感はすごい。そんなところにいらっしゃったのねー。再び波瀾万丈なフェードルは、あちこち飛ばされることになりましたが、さて無事危機を伝えることが出来るのかしら。→ 感想