東京レイヴンズ(2)

「まあ、土御門の問題は別にしても、おれが迷惑かけてるんなら、正直、それについちゃ悪いと思う。申し訳ないと思うよ。でも、いまではおれも、あんたと同じ塾生だ。だから……」
彼女たちに向かって、春虎は静かに告げる。
「自分が陰陽師になることを、おれは、第一に優先させてもらう」

陰陽塾に通うお話。嫉妬やら何やらいろいろあるけれど、覚悟を決めて立ち向かう春虎格好いい。付き従うコン可愛い。拗ねちゃう夏目もっと可愛い。そんな感じでした。わだかまりから溝が出来たものの、信頼を覚え、仲間を感じていくことで、春虎だけでなく、夏目もまた成長していくのでしょう。人間関係を学ぶ大切さが伝わってきました。もちろん、その人間関係が複雑になっていく模様も楽しいです。何という恋のトライアングルw → 感想