2010-09-30 蒼路の旅人 book ☆☆☆☆ 上橋菜穂子 「……生きのびてください。なんとしても」 胸がつまり、チャグムは祖父の顔から目を逸らした。 「お祖父さまも」 ここで終わるのか!罠と知りながら突き進んだ道で、まさに罠にかかってしまったわけですが、弱さを自覚しながらも諦めない決意をしたチャグムが、圧倒的国力を見せつけるタルシュのラウル皇子に、芯の強さを見せつけたところは痛快でした。彼ならきっと道を見つけることが出来ると信じてる……んだけど、ここで終わるのか!続きが気になって仕方ない。→ 感想