薔薇のマリア(8) ただ祈り願え儚きさだめたちよ

キミはボクの仲間で、まるで兄みたいで、大切な友だちということさえ、口では言えなくても、ボクはそう思っているということさえ、ボクは言えなかった。
いつでも言えたはずだった。
言う機会はいくらでもあった。
それなのに、もう言えないんだ。

初めは過去の話かと思ったけれど、そうじゃないのか。アジアンの深層心理を物語りにした、みたいなお話という感じ。たぶん、あの人に、もう一度髪をくしゃっとされたかったんだろうなあ。それとマリアローズか。ただよく分からないことが多かった。続きを読むと見えてくるものがあるのかもしれない。→ 感想