サクラダリセット(4) GOODBYE is not EASY WORD to SAY

「それでは私は、ケイとアイスクリームを食べてきます」
「うん。あーん、ってしてあげてね」
春埼は頷く。
「わかりました」
「え、ホントにするの?」
「お見舞いとは、そういうものではないのですか?」

これは素晴らしい。どのお話も魅力あふれる描写にあふれて引き込まれ、物語の最後でくらっときてしまう。計算された美しさみたいなものを感じるなあ。「月の砂を採りに行った少年の話」と「ホワイトパズル」が大変好み。→ 感想