2011-02-13 神様のメモ帳(6) book ☆☆☆ 杉井光 「ねえ、アリス」 「……なんだい」 「その。うまく言えないんだけど」 僕は目を開いて言葉を続ける。 「せめて僕といるときくらい、アリスが無防備でも大丈夫なように、なりたい、っていうか」 「な」 おそらくはと予想していた通りの結末は、何とももの哀しい。ミンさんとヒロさんを中心に描きながら、間違いなく花田勝の物語だった。→ 感想