魔石の伝説(4) エイビニシアの虐殺―「真実の剣」シリーズ第2部

「そんなに迷子になりたいのですか、リチャード」
「ぼくはもう迷子だよ、シスター」

リチャード、ゼッド、カーラン、共に大変な旅路になってるけれど、これから一番きつくなるのは、カーランじゃないかしら。ミッドランズで起こっている悲劇を食い止めるために進む先は、危険ばかりが待ち受けているようで恐ろしい。短気なリチャードは、怒りと共にその才を顕にしていきますが、ようやく足を踏み入れた旧世界で、どんな出来事が待ち受けているのか、不安でいっぱい。→ 感想