七姫物語 第六章 ひとつの理想

「私は永年、永年、上を見ていたいと思っています。高くて遠くに憧れます。理想が遠くにあるから、そのために頑張ってきました。多分、近くにあっても、理想は遠いんです」
思い描く夢も理想も、何時だって、遙かに遠い。
「まだ背伸びをして手を伸ばしているだけです。確かな言葉になるほど、私は学んでいないのだと思います」

最高でした。これで最終巻ってのが本当に残念でなりません。その後のワンエピソードとか、あるいはサイドストーリィとか、そういったものを集めた短編とか読みたいなーと思うんだけど……出てくれないかしら。→ 感想