神様のメモ帳(7)

「僕は探偵助手で、アリスに雇われてるんだ。それよりも力強い事実は、……あんまり、存在しないんじゃないかな」

相手を思った行動が、悲しみを引き起こしてしまったという物語が、なんとも苦い。それでも死者を代弁するアリスの言葉が、痛くとも、前に進むきっかけとなってくれたらと願わずにいられない。→ 感想