2011-07-23 GOSICK 8(下) 神々の黄昏 book ☆☆☆☆☆ 桜庭一樹 「……いつかまた、か」 ブライアンが弱々しくくりかえした。 「それって、いい言葉だな」 「そうかね?」 「そりゃ、そうさ。未来がおまえを呼ぶ声だろ……」 母なる人の思いを受けて、苦しみながらも、九城という希望に向けて歩むヴィクトリカの姿に、じんわり。様々な別れがあった戦争だけれど、それでも新しい時代はやってきて。「約束」を胸に歩み続けたヴィクトリカが、自らに記したのは……やっぱ、愛だよ、愛!→ 感想