GOSICK 8(下) 神々の黄昏

「……いつかまた、か」
ブライアンが弱々しくくりかえした。
「それって、いい言葉だな」
「そうかね?」
「そりゃ、そうさ。未来がおまえを呼ぶ声だろ……」

母なる人の思いを受けて、苦しみながらも、九城という希望に向けて歩むヴィクトリカの姿に、じんわり。様々な別れがあった戦争だけれど、それでも新しい時代はやってきて。「約束」を胸に歩み続けたヴィクトリカが、自らに記したのは……やっぱ、愛だよ、愛!→ 感想