重い。怖い。逃げてしまいたい。 けれど、ここで逃げたらもう二度と、戦場には立てない。 傷つくのも、苦しいのも、喪うのも、もう嫌だけど、何もできないままぜんぶ終わってしまうのはもっと嫌だ！ 初めて後ろ向きな弱さを見せた伊依が印象的でした。「魔王…

「なんで、そんなこと―」 「わかるさ」 弓生は冷ややかに遮った。 「同類はね」 「……。まさか、それって……」 「俺らも鬼なんや」 聖は相変わらず窓の外を眺めたまま、ぼそっと言った。 「前に言うたやろ。千年以上生きとるて」 鬼やら陰陽師やらが出てきてま…

「父上。たとえ珠家が成り上がりのにわか王族だとはいえ、一応王族になった以上、私にも覚悟はありますよ。もちろん必要とあれば、政略結婚の一つや二つや三つや四つくらいは、笑ってこなしてみあせますとも」 「うむ。その心意気、王として心から嬉しく思う…

HJ文庫コンプやら、ウィングス文庫コンプやら、美少女文庫コンプやらって話を聞くと、自分もやってみたいと思うのは、なぜだろう。仮に、仮にですよ？自分がやるとしたら、最近個人的に気になってるレーベルのウィングスとB's-LOGあたりになるのかなと。女性…

天気予報見て無いから知らないけど、降ったりやんだり、妙に蒸し暑かったりと、不安定な気候ありえそう。僕が生き返りで外にいる間だけ降ってくれなければ文句言わないけど、なかなかそうはいかないんだよねぇ。ぜんぜん話し変わるけど、身内に不幸がありま…