「なぜこんなことが起きるの？」ラークはつぶやいた。 「これで秘伝の継承者たちは、将来わたしたちの身の上に起きることを、何ひとつ予知できなくなったんだわ。恐ろしい出来事は、夏の大地震だけでたくさんなのに」 ああ、なんて素敵な友情ものにして、成…

「お嬢。自分のせい。というのはやめていただけないかしら」 静が少々腹をたてた声を出した。 「わたしたちは、お嬢の家来ではなくてよ。自分の意思で、この試合に臨んでいるの。怪我をするのも苦しいのも、全部自分で決めたことなの。家の慣習でもなくて、…

なんでか上の人たちと飲むことに。飲めないんだってば、という言葉は、誰にも通じなかったようです。まあ、話を聞いてるのは、楽しいからいいんだけど、23時就寝の身としてはですね、平日に飲むってのは、ありえないから！帰宅したら、22時45分過ぎてるし………