「この子はもう大丈夫。吸血鬼になることはない」 「……なんで？」 「そうなる前に『血盟』が解けたから……血を吸った吸血鬼が滅んだからよ。どういうことか、わかる？」 彼に理解させようと、そこで少女は間を置いた。 「あなたも元に戻れるってこと」 もう一…

「ねぇ伊依、あちきだけは言うわよ。ほかの誰のためにでも、伊依が損なわれたら嫌よ。みんなのためじゃなく、自分のために生きるのよ。どれだけ叱られても、そんんおわがままだって思っても、それが絶対に正しいんだから。危ないと思ったら逃げてくるのよ」 …

結構な分量だけど読みやすかったのは、当事者補完もあるだろうけれど、まとめの力もあるんだろうなあ。お疲れ様です。 読んでて面白く思えるのは、あの日のことを思い出すからでしょうけれど、冷静になって読み返すと……おれ、ストーリーよりエロ重視した発言…

午後になっても降らないから、帰宅するまで持ってくれるんじゃ……という思いは届きませんでした。雪じゃなくて雨だったのがせめてもの救いだと思ってたのに、帰宅途中からどんどんと雪風味になっていく。寒い。本気で寒い。 どうやら明日までに積もるらしいん…