「君にとって大切なこと。そこに近づくためのヒントを、ひとつだけ」 今までとは違う、柔らかな口調で。でも今までで一番意味のわからないことを、柊二郎は言う。 「君は『どうでもいい』という言葉を時々使うけど、『どうでもいい』と言われてかまわないも…

僕は必死に笑いをかみ殺しながら、会長に背中を向けたまま言ってみた。 「ぶっちゃけ、本当は結構楽しかっただろ？」 「……さあ、どうかしら？」 ツンツンだけどプライドを刺激するとノッてくる会長がかわいいな。ひとつの舞台をみんなで作り上げていく展開が…

読み終わった本 「影執事マルクの天敵」昨日書いたから良いかと思ったけど、ちょっとだけ。マルクの唐変木っぷりにニヤニヤが止まらない。カナメかわいいよカナメ。 「オルキヌス 稲朽深弦の調停生活」― 幻獣の住む島オルキヌスに新人調停員としてやってきた…

何ですかこの雨は。しかも、カバンに入れておいたはずの傘が、何をどう探しても見あたらない。おかしいな。そんな大きなカバンじゃないんだけどなあ。(つд⊂)ｺﾞｼｺﾞｼ ええ、ちゃんと自宅の机の上に置いてありましたともさ。 しかたないので、雨に唄えばを歌い…