「しかし ― たとえ相手が零崎一賊であったところで」 狙撃手は― 不適に、だが妙に魅力的に、微笑んだ。 「私の名は萩原子荻。正々堂々手段を選ばず真っ向から不意討ってご覧に入れましょう」 玉藻ちゃんらぶー。出てくる人々、みな魅力たっぷりな零崎シリー…

あの事件、ロサンゼルスBB連続殺人事件は、何らかの分水嶺に位置づけられる、記念碑的な出来事であったのかもしれない。 何故なら。 あれこそ、L が初めて竜崎と名乗った事件なのだから。 200ページに満たない物語で 1365円。現物を見た人なら、高いと思う人…

旅立ちの一作 感想: http://www.booklines.net/archives/4061824325.php

癖になるテンポ http://www.booklines.net/archives/4061823817.php

馬鹿げている。こんなことは、有り得ない。 いくらなんでも。いくらなんでも、だ。 「所詮は旧式だからな」狐さんは言う。 「・・・・・・てめえは、なんだ？」哀川さんは問う。 「零崎人識は生きている」出夢くんは言う。 「さようなら」萌太くんは言う。 …

この本のあらすじを決して人には話さないでください。カバーの折り返しにそんな作者の言葉がある。 じゃあ書くのはいいのか？なんてひねくれた事は言わず、作者の要望どおりにしょう。 今回はほとんど創貴が中心。りすかはあまり出てこない。新キャラ登場。 …

入院している"僕"のところへお見舞いに来たのは、「十三階段」のひとりだった。 誰も巻き込みたくなかったのに、よりによって彼女が巻き込まれるなんて・・・・・・。 だが、物語ははるか昔から決まっていたかのように動き出す。 闇口が石凪が匂宮が、そして…

魔法の国から父を探しに外へ出てきた少女りすかと小学校の同級生、創貴の繰り広げる物語。戯言シリーズから一転しているが、主人公のタイプは一緒だな。 生意気な小学生。というか、こんな事考えている小学生がいたら、どうしてくれよう。 まだシリーズ第一…

清涼院流水という小説に出てくる「JDC(日本探偵倶楽部)」の世界観を 西尾維新が使用した作品。 探偵志望者の虚野勘繰郎がJDCへ入るために「連続名探偵殺人事件」の 犯人を追いかけるといった内容。 ちょっと意外なところもありましたが、ほぼストレートな作…

この著者の戯言シリーズ番外編といったところでしょうか。 あの殺人鬼「零崎一族」の異常さをよく表している素敵なお話。 ある少女が零崎への道を歩み始め、それを見守る零崎双識と 「匂宮」の分家「早蕨」の争い。 本編の戯言シリーズに絡む内容もあるので…

超シスコンの主人公が通う学園で殺人事件が起きる。 妹にちょっかいを出していたことで諍いがあったため、主人公に疑いがかかる。 そのとき、登校拒否児であり、登校しても保健室に引きこもりきりの生徒が 彼の疑いを晴らすために事件の調査を行う。 学校と…

「あなたは何の研究をしているのですか？」 「死なない研究ですよ」 そんな研究を手伝う事になった主人公（お金のために）。 だが、周りの人は止める。嫌な予感がする と。 だが、いつものごとく流される主人公はその研究所を訪れて……、 そして悲劇は起こっ…

玖渚のかつての「チーム」の仲間、兎吊木が囚われている山奥の研究所。 そこで起こった事件はまさしく惨殺としか言いようの無い殺人事件だった…… なんだ、結構単純なトリックなんだなと思っていたら、しっかりとだま されてしまった。僕のように人を疑わない…

最近、読みまくっている西尾作品第三作品目。 人類最強の請負人からある高校へ潜入し、ひとりの高校生を救い出 してくるよう依頼された主人公。 その高校の名は澄百合学園、またの名を「首吊高校」。 まったくもってドタバタな展開で、謎解きものっぽくない…

先ほど読んだ作品の続きが気になったのと、7時間コースの間に少しは 体を動かさないとと思い、近所の本屋まで出かけて購入。 今回は前回の探偵役というかワトソン役と言うか、相棒の出番はなし。主人公のみ。 同級生の誕生日パーティに誘われた主人公。 そし…

ある島に集められた7人の天才。 招待主及び世話係を含めて全12人がある島で過ごす。 そこで起きる首切り殺人事件。 疑わしき物を隔離したにもかかわらず起こった第二の犯行。 いったい誰が何のために？ コンピュータ関連の天才。数学の天才。料理の天才。絵…