「なんとしても、次の継承式は成功させないと……いいかげん、人に封印しなおさないと、ここままじゃあ……」 その先は、さすがに言わない。誰も、そんな恐ろしい可能性を口に出そうとはしない。それは世界の終焉を意味しているといっても過言ではないのだから。…

「これは俺を完全に信用してくれた、ということか？」 「ええ。あなたはもう私に危害を加えないと分かったから」 「取引材料がひとつ減ってしまったな」 ウォルロットは残念そうにいった。それでもジヴーニャは窓を見つめていた。 「私は」 唇は弱々しい言葉…

朝から雨。しかもなぜか社内に冷房が……。昼ぐらいにはガクブルしてました。ラーメン食べても芯から温まらないって、どんだけー。やる気なくなりつつ、ぶらぶら仕事してましたが、帰宅途中でリッパーさんのpostを見て、辻村深月さんのサイン会があることを知…