森橋ビンゴ

東雲侑子は短編小説をあいしている

「協力って、何に?」 「恋愛の……いろいろって言うか……」 「ど、どうやって?」 「うん、だから、あの……」 東雲は一度ごくりと喉を鳴らし、それから俺を見据えた。 「私と、付き合って欲しいの」 これは良かった!いい距離感の青春物語ですね。甘酸っぱい思…

ぼくこい

「た、例えば、こ、恋とか‥…」 「こっ!恋っ!?お前らが!恋!?ぶはははははは!」 笑いを堪えながら、有馬紅子はボクの肩を叩き、 「いやー、いいよ。お前。今の超ウケた。いいよ。その条件で」 「はい?」 「恋っつっても曖昧だから、彼女にしよう。夏休みま…

ナナヲ・チートイツ

「感謝するよ……あんたの言葉で、やっと腹が括れた」 親父に提案されなければ、俺は寧ろ自ら進んでそうしたかもしれない。それが最後の保険だと言う考えを、自分から打ち消せなかった以上は。 「俺はあんたとは違う。自分が這い上がるために、他人を踏み台に…

ラビオリ・ウエスタン

「よし。ニョッキ、あたしの名前を言ってみな」 ボクは答える」 「殺し屋ラビオリ!」 「あんたは?」 「その相棒のニョッキ!」 「あたし達は善人か?」 「ううん。超悪人!」 「よし、行くぞッ!」 軽快で、でも現実は切なく重い。殺し屋となった女子高生…

pulpⅢ

大丈夫。まだ生きている。まだ。生きていられる。 そして生きている限りは、またあの頃の、疎んでいた日常に戻る日が来るかもしれないのだ。 ついに完結の pulp シリーズ第三弾 →

pulpⅡ

重苦しさ全開の二巻 → 感想

pulp Ⅰ

全三巻が予定されているダークでセンチメンタルなシリーズ第一弾。 → 感想

三月、七日。〜その後のハナシ〜

この物語は二冊セットで読むべし 感想: http://www.booklines.net/archives/4757721005.php

三月、七日。

素直に感じられる物語 感想: http://www.booklines.net/archives/4757718357.php