聖者は薔薇を抱きしめて ヴィクトリアン・ローズ・テーラー
「わたしはずっと、パメラを信じてるわ」
「あたしの何を信じるの?」
「わたしの友だちは、パメラのなかにいる。どこにいても、離れても、パメラの心のまんなにいあるものが、ずっと何も変わらないって信じている」
まったくイアンって人は!パメラの恋が描かれる短編集は、とても素敵で、イラッとして、笑顔になれるお話でした。→ 感想
東雲侑子は短編小説をあいしている
「協力って、何に?」
「恋愛の……いろいろって言うか……」
「ど、どうやって?」
「うん、だから、あの……」
東雲は一度ごくりと喉を鳴らし、それから俺を見据えた。
「私と、付き合って欲しいの」
これは良かった!いい距離感の青春物語ですね。甘酸っぱい思いが何ともいえない。→ 感想
たとえ許されない恋だとしても
女は、愛する男に剣を向けた。
男は、愛する女に剣を向けた。
愛する民を守る為に。
愛しているのに、殺し合うとか、おヤバい。展開としては、特に捻りはないですが、良い意味で王道でした。面白かった。→ 感想
魔王なあの娘と村人A(2) ―牛と勇者とパンプキン
まったく。
こいつらのしていることは、本当にバカみたいだ。
だけど。
……やっぱり、少しうらやましい。
お約束のように鈍い佐東君でもドキドキしちゃうぐらい、竜ヶ峯の可愛さがこれでもかと描かれていて、どうしてくれようかと思いました。楽しいなあ。また新たな問題児が出てきてるっぽいので、続きが楽しみ。→ 感想