2009-02-01から1ヶ月間の記事一覧

お持ち帰りは終わらない

ボドゲオフに行くと、かならず本を持ち帰ることになっている昨今。昨日こそは、昨日は持ち帰る本はないと思っていたのに、ゐんどさんから「雷の娘、シェクティ」を貸し出されました。「7冊なら問題ないでしょう?」という言葉に「そうだね」と頷いてしまった…

コブの怪しい魔法使い (株)魔法製作所

「来てくれてありがとう」 わたしは精いっぱいの思いをこめてそう言った。 「当然だよ。きみが必要とするなら、ぼくはどこへだって飛んでいく。どんなことがあっても」 ケイティの家族大集合。最高に素敵じゃないか!そこにいるときはうるさいと思うかもしれ…

鳥籠荘の今日も眠たい住人たち(6)

「な、何……?」 「ん。やっぱり」 何やら満足げに頷かれた。 「なんか俺、前から描いてみたい気がしてあんだ。お前やっぱりいいな」 ……なんだその無防備発言!普通に嬉しそうにお前いいなとか言うな!そっちが欲情しなくてもこっちが襲うぞ逆に!女子高生ナ…

月島でボドゲオフ

毎回毎回趣向を凝らしてますなあ。 ボードゲームともじゃを楽しみましたが、今回のボドゲでメインとなったゲームと言えば、平和さん初参戦の人狼でしょう。 13人のうち、キューピットが一人、魔女が一人、ハンターが一人、人狼が三人という配役で、三戦して…

ロウきゅーぶ!

なんて高い、なんて柔らかい、なんて美しいシュートだ。 そう感じたのは、きっと俺がこの子と同じ、智花と同じバスケ偏愛者だからだろう。 だけどとにかく、智花のシュートには、この世の全ての美が内包されているかのような気さえした。それ程までに、強く…

東京ヴァンパイア・ファイナンス

「だからって0.1割じゃ儲けなんかないだろ。貸金業、成立してねえじゃねえか」 「だれにでもホイホイ貸すわけじゃねえ。ポケットティッシュにも<簡単審査>ってあったろ」 「あったけど……」 「うちの融資は、債権者の金のつかいみちによる」 群像劇な感じは…

こんなにあったとは知らなかった「ライトノベル作家のブログサイトリンク集」

id:Matsu23さんが、はてなRSSに「ライトノベル作家のブログサイトリンク集」をまとめてくれてます。 要チェック!

2月のLNF読書会は「1月〜2月デビューの新人を総まとめ!」らしい

折りよく全部読んでることに気づいた。 この時期は新人さんのデビュー作が多く刊行される時期ですので、触れてみるきっかけになればと思います。 全部読んでいる必要はありません。むしろ未読の人に自分のおすすめ作品を紹介してください!というくらいの気…

っていうか

Apple が新しい Mac mini を1月に出してくれれば、こんなことにならなかったのに……そろそろ買おうと思うんだけど、微妙に中途半端な時期だなあ。 miniが出てくれるなら、それを買うんだけど、はたして出るのかどうかわからないので、おとなしくMacBookを買っ…

復活のとき

MacやPCを使い始めてから 10年ぐらい経つけど、本格的にクラッシュしたのは初めてだったりする。 始めの5年ぐらいまでは、定期的にバックアップとってたのに今じゃ……。 まあ、データをWeb上に置けるようになったってこともあるけど。ともあれ、何とかならな…

真・運命のタロット(9)下「世界」

「未来を決めるのは未来そのものじゃないよ」 和国は噛んで含めるようにいった。 「運命の絶対性を説いて、未来に待っていることを語ったとしよう。今を生きている人間にすれば、予言みたいなものだね。だが、それが本当に絶対だかどうかは、さっきもいった…

パララバ ― Parallel lovers

「遠野綾、たとえば私が死んだときに、誰かが私のために泣いたとしたら、それは同情というものではないのかな」 彼女はテーブルからスプーンを取り上げ、指先でくるりと回す。 「ま、<こちら>には村瀬はいないのだし、お前はお前のやりたいようにすればよ…

紅玉いづきさんのサイン会があるらしい……が

遠い……。 最新刊『雪蟷螂』発売を記念して 金沢の書店、うつのみや様にてサイン会を開催して頂きます。日時 2月22日(日) 午後3時より 会場 うつのみや 柿木畠本店 (金沢市役所近く) メテオ・スカーレット|小説書き 紅玉いづき 個人サイト 関東圏内…

周囲の人に挿絵を見られないようにする「ブラインドブックマーク」

最近、挿絵を見られるのも慣れてきましたが、往年の少女小説の名作なんてものを読んでると、さすがに……と思うこともあったりする。運タロも結構昔の絵って感じでしたし。 そんな挿絵を周囲の視線から防いでくれるしおりがあるらしい。(まろんさんところで知…

古めの本でもどんと来い!「オススメのライトノベル アンケート」

葉月さんのところで知りましたが、オススメのライトノベル アンケートなる企画が進行中のようです。 ライトノベル業界が異常に活性化している昨今、良書を発掘するのも簡単ではありません。 人の好みは千差万別、大衆に人気のあるものが必ずしも自分にも受け…

真・運命のタロット(9)上 「世界」

「儂らの戦いはどちらに正義があるというものでもなかろう」 ラオは通路の死体を顎鬚で示す。「互いの奉ずる理念の実現のために、儂らは戦っておる」 「犠牲なしでは得られない……と?」 まさかかの特別になりたい人があんなふうになるとは……。ライコの身体の…

アクセル・ワールド(1) 黒雪姫の帰還

「あの馬鹿げたスコアを出したのはキミか」 <黒雪姫> 一種凄絶な美貌を僅かに傾け、学校一の有名人は音もなく前に進み出た。 「もっと先へ・・・…<加速>したくはないか、少年」 面白かった!へたれさんが、自ら戦いに挑んでいくようになる展開が熱く、彼を…

す、須賀さん?

アンゲルゼ本のblogで陽菜のイラストがあがってます。 駒田さんに許可を頂き、最初のキャララフをのっけてみる。 ほとんどのキャラはそのまんまなんですが、陽菜と敷島だけは微妙に修正が入りました。そんなわけでこちらは、貴重なオーソドックスセーラー服…

どうやらMacが逝ってしまわれた模様です

探し出したLeopardの起動Diskから First Aidを走らせてみたけど 「リーフレコードカウントが正しくありません」 となって、修復できず。 ググってみたら、どうも逝ってしまったみたい? うわ…… バックアップ?何それ?メールについては、Gmailに移行して長い…

真・運命のタロット(8)下 「吊るされた男」、そして…

「あたし、莫迦だ……やっぱり、ダチョウだ」 「そうだな、<女教皇>はダチョウかもしれぬ」 言葉とは裏腹に口調は優しい。 「だが、<魔法使い>はそのような<女教皇>でよいのだ」 ようやく。という気持ちでいっぱい。ツン、はやっぱ鍵なんですね。よかっ…

悪魔のミカタ 666 (6) ノットB

「……おれを『代行者』にするために、亜鳥は、さらわれた?」 ノットB側お話。やや説明が多いかなと思ったけど、彼女の一言でテンション上がった。うわー、どうなるんだろう。オリジナル側の話も聞いてみたいなあ → 感想

Macが起動しなくなった。

じゃーんという音のあとにアップルマークが出て、マークの下でローディング画像(なんかぐるぐる回ってるやつ)が表示されるんだけど、ちょっと経つとプツンって落ちてしまう。なんだなんだ? Shift押しながら起動しても変わらないのでどうしようもない。 こ…

電撃文庫Days

まるで電撃新人を読めといわんばかりの祝日じゃないですか。というわけで、今日も一日読書。 「アクセル・ワールド」はヒロインがつぼり、「パララバ」は綺麗にまとまってるけど、もうちょっとサスペンス性か切なさがあれば……という物足りなさがあり、「東京…

真・運命のタロット(8)上 「吊るされた男」、そして…

「水元ライコ嬢にカインが拘っているとは思えぬが」 「あいつが拘っているのは水元さんじゃない」 大河は肩を竦めた。 「負けたくないはずだ、あいつも」 誰に、と<戦車>が目で問う。 「<魔法使い>にさ」 <魔法使い>の登場が嬉しくなるけど、いまだ沈…

ウェスタディアの双星(4) うら若き女王騒乱に立つの章

「ウェスタディアの、逃げた王子………………そうか。そういう楽しみ方もあるか」 それは急速に形を成し、具体性を帯びはじめた。 「ひとつだけあったよ、先生」 「は?」 「ここにいながらにして気晴らしができる、最上の娯楽がな」 遊び半分だからこそこの程度で…

延期……だと?

一週間でホッとした。 2009年3月18日(水)に発売を予定しておりました『Sound Horizon 6th Story Concert「Moira」〜其れでも、お征きなさい仔等よ〜LIVE DVD』の発売日が、都合により2009年3月25日(水)に変更となりました。 http://www.soundhorizon.com/inf…

忍法帖をはじめようか

次のでるたんプロジェクトは山風の忍法帖。といっても、オススメされたくノ一忍法帖、柳生忍法帖、魔界転生、風来忍法帖の四作(六冊)ですけど。何気に分厚いので、10日から二週間ぐらいかかるかな。 柳生も届いたので、来週ぐらいから始める予定。 それま…

書籍代って、いくらぐらいだろう

そういえば、数えたことがない。 実は私、毎月の書籍に使う代金って、数えたことがほとんどありません。 こころゆくままに使ってもいいものが一つくらいあってもいいじゃない……というとなんだか違います。ただこわいからです。 http://d.hatena.ne.jp/psyche…

真・運命のタロット(7) 「隠者」は影に

「プロメテウスがティターンズに手を組もうなんて申し出て、信じられると思うか」 「僕とあなたの目的は合致していると思うよ」 カインは差し出した手を引き戻そうとはしなかった。 「ミナモトヨリコを鴻桂の計画に利用させたくはないんだろう?」 延々と虚…

葉桜が来た夏(3) 白夜のオーバード

「あなたは―だれ?」 突然の問いかけに学は面食らった。 「だれって……」 「わたしは白夜」 口の端が大きく持ち上がった。笑うとえくぼができて、ひどくあどけない表情になる。 「ねぇ、あなたはだぁれ?」 ますます面白くなってきたなあ。二人の関係が素晴ら…