ふみちゃんは、ぼくと話ができなかった。ぼくのことを、見なかった。 器物破損で捕まった、市川雄太が壊したもの。 うさぎの身体とその命。 ふみちゃんの心。 大切なあの子のために「力」を持った少年が復讐を考える七日間。大傑作。 → 感想

週刊はてな塾の第二十五号で、僕も参加している100冊読書グループが紹介されてました。グループ機能の説明のついでではありましたが、活発なグループとしてはてなスタッフの目に留まるほどだったとは。 自分も一役買っていると思うと嬉しいですね。 それにし…

寝るとき着ているトレーナがあるんですが、毎回後ろ前に着てしまう。 着るときに多少は注意するんですよ。ただわからない。 えいや、と着ると逆。 ひょっとしたら逆になってるかもと、ひっくり返して着たら逆。 前と後ろがわかりにくい服ではあるんですが、1…

あなたにはこれから、私と一緒に来てもらう。そしてあなたにも、この〝世界の裏側〟の真実を知ってもらうことになるわ。そしてあなたは、戦わずに死ぬか、戦って死ぬか、どちらかを選ぶことになる。たぶん拒否権は……ないわ。 グリム童話をモチーフにしたファ…

書いたつもりでいたんだけど、書いてなかったみたいなんで。 久しく手をつけていないリクリップスですが、あのページでは本の表紙以外、まったく画像を使っていないんです。自慢じゃないですが、センスないですから。っていうか、画像系を扱うソフト持ってな…

感想書き終わったのが今日でしたが、読み終わったのは昨日。 ってなわけで、今日の booklines.net のエントリーで、今月購入した電撃 ＋ 富士ミスの新刊 13冊読了。 今週は平日ずっと読書 + 感想を 1日 2冊というペースだったので、結構疲れた。 その反動か…

わたしは後ずさった。コマ落としのように五メートルくらい。今ならプロボクサーのパンチもよけられる。 「……何故逃げる」 彼がちょっと傷ついたように言った。 「公衆の面前でそういうことしちゃいけません！」 心が欠けたものたちの素敵な恋の物語 → 感想

「ごめん、弥比古。あたしのせいで……」 「あー、ダメだダメだ、そんな顔したってもう騙されねぇ」 くいっと強引に抱き寄せられて、楓は弥比古に身体を預けた。その両腕には、いつになく強い力が込められていて… 大江戸エンタテインメントの第二弾 → 感想

金曜日になると電車が止まるのは仕様なのか？ また車両故障だそうです。30分ほど電車の中で待たされました。おかげで混むこと混むこと。 目の前のおっさんのお腹の脂肪に、腕が飲み込まれたときの感触は何といっていいものやら。 そんなこんなで遅れに遅れた…

「でも、わたし、小鳩くんの言葉にとっても傷ついたの……。だから、許してくれるよね？」 「そりゃもう」 「よかった」 柔らかに笑う。ははは。白々しい。小山内さんがあのぐらいで傷つくものか。小山内さんが傷つくというのは、もっと、その。……大変なことな…

いいのじゃ。お主はただそこに居てくれるだけで良い。それだけで……これからは儂も前を向いて行けるような気がするのじゃよ ほわわんとしたシリーズの第三弾 → 感想

日記にコメントやトラックバックがあったときは、メールが来るよう設定しているんですが、最近まるでメールが飛んでこない。あるいは 1日遅れで飛んでくる。ぼくは自分のサイトを見ることってほとんどないから（日記投稿時の表示確認だけ）、メールが飛んで…

最近 booklines.net に 1日 100 〜 200 ぐらいのコメントスパムが来るようになった。たいていは MT3.2 のスパムフィルタで表示させないようにできるんだけど、稀に通過してしまうものがある。困ったものだ。 というわけで、今まで MT の「迷惑コメント/トラ…

戦いじゃない。 そこでは、自分は彼女を守れない。 自分にできること。 帚の何を守れるか。 ―それは。 あったはずだ。 心理描写の妙にやられるシリーズ第二弾 → 感想

「というのは冗談で、別にただでやってやってもいいさ」 「ほんと？」 「その代わり『透さま、お願いします。どうか私を助けて下さい』と言え」 「誰が言うかっっ！」 サスペンスいっぱいのストーリィ → 感想

はてなダイアリーでは、個別の日記の下にリンク元が表示されます。 普通の画面では全部が全部表示されるわけじゃなく、ある程度アクセスがあったリンク元が表示されているんだろうけど、管理者権限による編集画面に行くとかなりの数を見ることができる。 そ…

朝、端末を立ち上げたら真っ黒な画面に白い文字で書かれてました。 何これ？何で起動しないの？ まだね、変なアプリを入れたとか、電ポチで端末を終了させたとか言うのであればわかりますが、何もしてないし、いつもどおり終了させたのにこれですか。BOOT RE…

「……あ……あの…………あのね。あの……」 うつむいて突然、彼女はいった。 「……ぎゅって、しても……いい？」 ― は？ 悩める少年少女たちの戦い → 感想

本作には『トリックスターズ』『トリックスターズL』の二作を読了した後にこそ真の面白味を味わえる、ある仕掛けが施されています。 それでは、本作『トリックスターズD』を、どうぞ最後のページまでゆっくりとご堪能くださいませ…… 更なる飛躍を見えるトリ…

ライトノベル新人作品評価調査・2006年2月とライトノベル新シリーズ・単発作品評価調査／2006年2月の集計結果が発表されてます。 1月の結果は購入時の参考として活用させていただきましたが、今回もいろいろ見ていきましょう。 こういった集計って大変でしょ…

いっそはてなには「RSSは全文配信が基本だから！」とか強行してほしかったり。

カメラで写真を撮るのが趣味な人間がおりまして、カメラ屋へ行って現像に出したらしいです。 ところが、ボケた写真ばっかりだったとか。 「思わずカメラを叩きつけようかと思ったよ」との談。 本人曰く カメラが悪い カメラ屋の現像の仕方が悪い フィルムが…

「これはブギーポップの仕業よ」 この言葉に少女はきょとん、とした。 「へ？」 「あの死神が、ある人がどうしようもなくなる寸前に殺そうとして、それがある人が抗って、それはきっとオルフェウスに突きつけられた条件と同じくらいに厳しいことで、だからこ…

彼らの。 ほんのささやかな憩いの夜が今にも叩きつぶされようとしている。 いったい誰がそれを助けてくれるというのだ？ 誰がそんな彼らの努力を守るというのだ？ カエルはゆっくりと立ち上がった。 「ボクだ」 誰がではない。 「このボクが」 この白山名君…

何か土曜日に停電があるらしいんですよ、会社で。 僕らは休みでも、チーム内サーバを使うところはあるので、PCがダウンしたら何とか起動させないといけない。 悲しいかな、所詮勝手に立ててるサーバなんで、ろくな設備じゃない。使ってるのノーパソだし。 あ…

「……私は……助かる、の……？」 本当に声が出ているのか、唇が動いているかどうかも自信のない声。 彼はただ一言、担架に乗せられた少女にこう告げた。 絶対の信頼を与える、完璧なる笑みと共に。 「― 僕を誰だと思っている？」 運動会に紛れ込んだ不審な者たち…

…………そういうオチでいいんですか？ 四篇からなる短編集第三弾 → 感想

◆ご注文商品◆ - 商品番号 : T0620820 商品名 : 電撃文庫 特別誌上通販 『9S＜ナインエス＞』 ドラマCＤ 販売価格 : 3150（税込） 数量 : 1 金額 : 3150大好きなのですよ、9Sは、ってことで、ドラマCD なるものをはじめて注文してみた。 ドラマCDってどういう…

一ヶ月の休みのうち、必ず外出することが決められている日。いつも空いてるのに今日は混んでた。なぜだ？ おかげで持ち込んだ本の大半を読み進めることができましたが、家で読むのとは違い、微妙に集中し切れなかった。土日で 7冊の予定が、6冊までか……。く…

「このまま……死ぬわけにはいかない」 ―自分の命を賭してまで助けに来たあの大馬鹿者のためにも。 決意を固めて、由宇は一歩を踏み出す。 怒涛の展開が連続するシリーズ第七巻 → 感想