「分かったお兄ちゃん！こう訊いたらいいんだ」 待つのが苦手な琴ちゃんらしく、そんなふうに言ってから、 「ね、お兄ちゃん。都さんと八千代さんと泉さん。このなかだったら誰が好き？」 こういう妹がいると、当事者は大変かもしれないけど、傍観者はニヤニ…

（本当に気付いていないのだろうか？） レイフォンに好意を抱いていることを？ リーリンがツェルニを訪れたことになにも感じていないわけがないだろうに。その彼女と同じ寮で暮らし、二人の接触を間近で見ることが辛くないはずがないだろうに。 なんて、不器…

降る降ると言いながら、なかなか降らないどころか、晴れ間まで見えたので、サクっと外へ出て髪を切りにいってきた。この時期は、湿気が多いので、ちょっとでも伸びるとうざいのです。まあ、いつもほど間が開いてないので、切る時間が短かったのはよきことか…

「……母さんも？」 「グレイスは、とても苦しかったけれども自分を取り戻すためにはあれは必要だったと言ってくれたよ。そうして彼女が辿った途はあまりにも惨いものだったが」 オブライエンは顔を上げ、キャッスルを見つめた。 「苦しいならば、苦しみぬけば…

「アンヌさん。アンヌさんは先ほど、私や他の人たち、あなた自身や他の吸血鬼たちも、みんな滑稽に生きていると仰いました。滑稽に、頑張っていると」 「はい。確かに」 「世界中の頑張りが集まって世界の行方を少しずつ決めていくのだとすれば ――」 とミミ…

PCのクラッシュは失恋よりもストレス!? シマンテック調査 ってことは、あれですか。今日、仕事で使ってる端末がやられた僕のストレスは……と考えたら、自分が辛くなるだけになりそうな気がしたので止めておく。きっと蒸し暑くて不快指数が高いだけなんだ。そ…

「安楽なだけの選択に流されれば必ず後悔する、か」確認するようにつぶやく。「後悔をも血と肉としつつ、次の選択をする。選択自体を選び、選ばないという選択をして……」 ギギナがいうように、俺の内の恐怖も惑いも、痛みも過去も、自己とするしかないのだろ…

「ワタシ――あの、なにかマチガエましたか？マイヒメさん」 「間違えたとかそういう問題じゃなくて――」 「ワカリマシタ。それでは言うしかありません。ワタシがアサ見かけたストリップボーイは ――」 「わーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ」 蜜かわい…

NO残業デーなるものがあったらしいことを、つい最近知った罠。っていうか、こういうことをちゃんと告知しない上司はどうかと思うんだが……。隣の上司がよく見えるのは決して錯覚ではないんだが、うちらはそういう運命なのかもしれない。いや、好きなようにや…

最初の、バンの事故のときに、あたしの運は尽きちゃったのかな？あなたは運命の邪魔をしているのかもね」 気をまぎらわせようと、思いをめぐらせてみた。 「あれが最初じゃない」エドワードが聞き取れないくらい小さな声で言った。 「ぼくにはじめて会ったと…

「親父が何人いようが、なにをいおうが、なりたい自分になればいいんだよ。自分の人生なんだ。好きに生きるさ」 そうだ。人は、なりたい自分に自分を変えることができる。そうやって自分の人生を歩いて行けばいい。 小魚児は、ひらりと窓枠を飛び越えて部屋…

午前中、ちょっとした用事を済ませて戻ってきたのは、昼ちょっとすぎ。そこから読書モードに入ってみた。分厚い「され竜」の二巻をガッツリ読んで、がっつりショックを受ける。まあ、面白かったからいいか。 一息ついてるときに、bk1から荷物が届く。美少女…

「違います！人間の俺とVのあなたが一緒に仕事をすることに意味があるんだ。人間にも、神話的人類にも、それを見てもらうことに意味があるんです。自分の目と耳で見聞きしたことは人から聴いたことよりずっと強いんです。だから、俺たちは一緒にやっていかな…

「守ると決めたから、かならず守る。……守らせてくれ」 「……」 我慢しきれず、リディアの相貌から涙がこぼれ落ちてしまう。 （……どうしよう……嬉しい） 優しくはない。けれどいつものようにぶっきらぼうじゃないスレイドルの真剣な声に、胸がいっぱいになって…

さすがに二日連続で、おっそーくまで仕事してると、体がこたえるぜ。あ、体力のなさには自身がありますが、何か？ まあ、明日は別件の私用で、仕事休むからいいか。半日かからないと思うけど、一日休んで英気を養おう。といいつつ、読書モードだろうけどね。…

『な、わかっただろう？』 涼祐くんが言う。 『俺は消えた方がいいんだ』 じんわりくる暖かさがほんといい。「家族」が見えるお話でした。→ 感想

[Amazon][bk1][Amazon][bk1][Amazon][bk1]「Re:ALIVE」をぱらぱら捲っても、まるで話が頭に入ってこない。前作の内容がさっぱりだと、ちょっと読むのきついなあ。うーん、どうしよう。

週末に連絡があったから予想はしてたんだけど、某氏のカバーは予想以上に時間をとられました。午前中ほとんど何もできず。まあ、いい経験だよねと思うべきかな。 夕方に突如会議が入ってくれたおかげで、またもや帰宅ががっくりするような時間になりました。…

「こうなる前に、あの二人、なんとかできなかったの」 「僕はそう思わない。こうなることがあの二人に必然だとしたら」 「これがなの。美月ちゃんは学校に来なくなって、今もこんなにそばにいるのにまるでブレーキがかかるみたいに苦しい顔して」 「恋が楽し…

今週多いなー。スレイヤーズは、ゆっくり読む予定だからいいけど、ちょっと多すぎですね。っていうか、美少女文庫は、まだ五月分読んでないのに……。いまだ室内から発掘されないんだけど、どこに置いたんだろう…… 一迅社文庫は、もうちょっとコンプ続ける予定…

以前（約半年前）にやったナイトウィザード2ndのTRPGの続きをやりました。前回はゐんどさんがマスターでしたが、今回のマスターはリッパーさん。半年前の話なんてすっかり忘れてましたけど（記憶力の無さには自信があります）、なんとなく思い出しながら、他…

「もちろん、二十四時間べったり警護でございますから、わたくしどもも清海様のお布団で、ご一緒に」 「……は？マジ？」 「もちろん、冗談でございますが」 まだ序盤って感じですね。これからどういうお話になっていくのか楽しみ。 → 感想

何で狂っちゃいけないのかしら。朗。そう朗よ。 ひとめ朗に会いたくて、こんなところまでやってきた。ここからあなたの家までは、歩いてちょっと。 ここまで来たんだもの。せめて、朗の顔を見てから狂おう。そうよ。せめて。 ひとめあなたに会いたいわ。 地…

昨日帰宅したのが、日付変わった後だったので、そりゃ、いつもどおりに起きれるわけがない。っていうか、十分寝たはずなんだけど、生活リズムが崩れたせいか、ぼうっとしてしまう時間がありました。うーん、こういうの良くないなあ。 というわけで、今日はそ…

うろたえる僕の耳元にイタチさんは顔を寄せると 「ありがとう」 小さな、それでも確かな声で 「ありがとう、真一。……ありがとう」 はっきりと、何度もそう言ってくれたのだった。 今回も、ほのぼのでコミカルでした。さりげなくお気に入りになるかもしれない…

会社の飲み会。終わったのは、9時半ぐらいだったんですが、某lock氏が暴走し、とある人がマーライオン状態になってしまったので、介抱してたら、なんと帰路へつけたのは、12時過ぎ……。超眠いので、日記はこれまで。

「それはそれで美しい愛情でしょう。ですが私は、それでも耐えられない。あなたを誰にも渡したくはありません」 ユージィンは体を離し、真正面からキャッスルの目を見つめた。 「レジーナ、私はあなたを愛している。誰よりも」 ちょ、てめ、ユージィン！と文…

善意を増やす行為に加担するなど、使い魔として最も恥ずべきこと。ご主人様直々のご命令だとわかってはいるけれど、それでも懺悔せずにはいられなかった。 ああ、サタン様、お許しください。 わたしは今、いいことをしています…… ずっとにんまりとしてしまう…

職場の飲み会です。くそ、この情報がもっと遅ければ、桜庭サイン会へいけたのに……

[Amazon][bk1][Amazon][bk1][Amazon][bk1]とりあえずGA文庫は二冊にしておく。 シフトはハードカバーで読んだんだけど、asyminorさんの感想見てたら、読みたくなってきたので、思わず購入。いつか読む。そして、ついさっき、Matsu23のtwitterでB's-LOG文庫が…