2009-09-01から1ヶ月間の記事一覧

9S<ナインエス>(10) true side

「私はもう二度と闘真と会うことはないだろう。もし次に会うときがくるとしたら、それは……」 「それは?」 「あいつを殺すときだ」 新章スタートだけあって、まだまだ盛り上がりには欠けるけど、世界が異なる方面に進化していく怖さがじわじわくる。マッドサ…

我が過去を消せ暗殺者 魔術士オーフェンはぐれ旅(5)

「馬鹿な……嘘だ、あいつの顔 ―あれは―」 「……そう。あれは、あなたの顔よ、キリランシェロ」 答えたのは、いつの間にかオーフェンの背後まで来ていたレティシャだった。 「お帰りなさい、キリランシェロ。最悪のタイミングだけれど、歓迎するわよ」 牙の塔話…

お片付け

今日はお休みということで、読書モードになろうかと思ったけど、その前に積まれまくった本をどうにかしないと埋もれると思ったので(主に僕が)、本の整理などをしてみた。してたはず。それなりに視界が開けたので、たぶん、いいんじゃないかな。買ってある…

王子が恋した女神姫―薔薇と陰謀の舞踏会

「いいわよ。女王になりましょう。もう、他人に、自分の人生をもてあそばれるのはまっぴらよ。これからは、私が他人の人生をもてあそんでやるわ」 視点がころころ変わるせいか、初めは読みにくかったけど、陰謀劇は一風変わってて面白かった。もうちょっとド…

我が森に集え狼 魔術士オーフェンはぐれ旅(4)

「どの道、すべての計画のためには、魔術士は地上にいてはいかんのだ。二百年前の、人間の魔術士とウィールド・ドラゴンとの戦いが、なぜ起きたと思っている?」 「天人は、自分たちが滅びるのを、生き残る人間の魔術士に対して、嫉妬した……」 「はあはあ!…

今週の仕事は終わり

朝起きてまずやったことは、Appleのサイトを見に行くことでした。iPodでてるー、iTunesとiPhone OS がヴァージョンアップしてるーと、時間がない中、いそいそとアップデートしたり巡回してたら、いつもより出勤時間が遅くなったのは当然だ。って感じで、どこ…

FLESH & BLOOD(1)

「ところで、その者の名は?」 ビセンテは微笑む。その言葉を待っていたのだ。そして、彼は自分の恋人を紹介するかのように、誇らしげに告げた。 「カイト・トーゴー。陛下に勝利をもたらす、ジパングの少年でございます」 大航海時代にトリップ!怪しまれた…

我が胸で眠れ亡霊 魔術士オーフェンはぐれ旅(3)

「調子に乗るなよ。俺は本気だ。念のため言っておくが……」 目尻を吊り上がらせ、続ける。 「俺は怒り狂ってんだぜ」 オーフェンにはまだまだ過去があるみたいだなあ。禁忌があるからこそ必要以上に自分を戒めてしまうところがあるのかなと思ったり。普段おち…

つまりはあと一日

特に何があるわけでもないけど、金曜日に休暇を取ってみた。 ちょうど良い機会なので、部屋の整理でもするか……*1。山が無くなるなんて理想です。そしてbk1から荷物が届く。[Amazon][bk1][Amazon][bk1][Amazon][bk1][Amazon][bk1][Amazon][bk1][Amazon][bk1][…

死が二人を分かつまで(2)

「ヘルシングの一族は、人々を惑わし苦しめる闇の眷属を屠る力を持ち、総てを捨てて戦い続ける。何の褒賞も求めずに。君は、その血を持つことを誇りにしていい」 「誇りに?」 「ああ。君の体に流れているのは、あの御方に愛された一族の血だ」 J.C.の過去が…

我が命にしたがえ機械 魔術士オーフェンはぐれ旅(2)

「あなたに話すわ。だからお願い……約束して」 「なにをだ?」 オーフェンの問いに、彼女は真顔で答えた。 「今度こそ……わたしを見捨てていかないで」 魔術士を目の敵にする組織とか、六種族とか、今後を思わせるお話がてんこ盛り。天人の作った殺戮人形との…

これ欲しい

今回発売される『ジョジョの奇妙な花闘〜杜の花〜』は、『ジョジョの奇妙な冒険』のなかでも人気の高い『ダイヤモンドは砕けない』にスポットを当てた花札。花札の絵は原作から選び抜いたイラストで構成し、漆黒のクルミ巻仕上げで美しいコレクションの札と…

このラノ大賞だと?

昨日ぐらいからfriendfeedがうまく動いてないっぽい。何があったんだろ。昼間からTLが賑やかだったのは、このせいだったのか。 ライトノベルガイドの決定版『このライトノベルがすごい!』のコンセプトが、“ホントに面白い作品を紹介すること”なら、この賞の…

蒼月流れて華が散る―絶華の姫

「琵遥の気持ちをあれこれ考える前に、お前はどうなんだよ、蒼翼」 「俺は……どうせ琵遥は……」 「自分の気持ちもぶつけずに相手の愛情だけ求めるな、馬鹿者」 思い合っているのにすれ違う様はよかったんだけど、そこに至るまでの過程が軽い……っていうか、カラ…

這いよれ! ニャル子さん(2)

「ちょ、ここは私がお借りしてるんだからクー子は別のどっか行きなさいよ!」 「ん、ここでいいなら別に。来客用の布団があるから、あとで持ってくるよ」 「真尋さんはそれでいいんですか!?私がこいつの事を嫌いなのご存知でしょうに!?」 「うん、だからお前…

どうやら具合が悪いらしい

何で腹を下してるのか。+激しく頭痛だったりしてたけど、いつもの月曜日だと思えば何とかなる……わけがない。ただ、月曜だけは休むわけにはいかないので、なんとか頑張った。だましだまし身体を動かすことだけはうまくなってる気がする。もう少し自分の生き…

アラビアンズ・ロマンス 花嫁は王の腕で微睡む

「動物が好きなんですか?」 「権威や金を欲して群がる人間を相手にするより、よほど有意義だろう」 辟易としながらカルディールが応えた。 「だが、お前のことは、好ましく思える」 アラビアである理由があんま無い……。寧々が王子に惚れるのは分からなくは…

我が呼び声に応えよ獣 魔術士オーフェンはぐれ旅

「俺は……それができなかったから、落ちこぼれたんだ」 結構ストレートに話が進むなと思っていたら、最後にぐるっときて、おおっ。かみ合わない意見にもどかしさを覚えつつも、魔術士のプライドを忘れなかったオーフェンが良かった。→ 感想

今週の購入予定本

珍しく電撃が少ないので、この隙にガリガリ読んでく。オーフェンを読み始めたので、今月中に半分はいきたいかな。 09/10 電撃文庫 れでぃ×ばと! (9) 上月司 [A][B] 9S<ナインエス> X true side 葉山透 [A][B] 私立! 三十三間堂学院 (9) 佐藤ケイ [A][B…

日曜日は読書デー

腰が痛くなるまで本を読むのがマイブーム*1。 まあ、本を読んでるだけじゃなくて、感想を書くときも同じ姿勢になるから(膝上で使えるtype P大活躍)、余計よろしくないんだろうなあ。 毎週土日に腰を痛めて、平日で癒していくサイクルですが、いつか破綻し…

雪燃花

「わたしはあなたが好きよ。旦露さまも、御児たちも、世話をしてくれる女官たちもみんな好きなのよ。なんの不快なこともないわ。あれこれ悩んでいたのが滑稽に思えるくらいここはいいところなの。だけど、だけどここにあのひとはいないのよ。あのひとがいな…

這いよれ! ニャル子さん

「大丈夫ですよ。私にとってこれは仕事なので公私のけじめはちゃんと付けます。プライバシーも遵守しますし」 「そ、そっか」 「仕事で護衛するんだから!べ、別に真尋さんが心配なわけじゃないんだからね!」 「何でそこで急にあざとくなるんだ……」 「いえ…

休日にスーツで

今日は祖母の三回忌ということで朝からお出かけ。久しぶりにスーツ着たなあ。ネクタイの締め方をすっかり忘れてしまったのは内緒である*1。 朝早く、といっても、普段に比べれば十分遅いので、のそのそ起きてからでも間に合った。法事のときは毎年天気が良い…

ふちなしのかがみ

「じゃ、聞きますけど、前の学校にはこんな話ありました?少なくとも、私が子供のころ実際に通っていた小学校には、こんなよくできた七不思議はありませんでしたよ。しかも『花子さん』ってトイレに出るのが一般的なのに、階段に出るなんて」 ホラーファンタ…

眠れる女王―ラクラ=ウリガに咲く夢

「あれは、止められるものじゃない……」 「なんだって……?」 「女王に選ばれた者は、自分の意思で辞めることはできない。大地の精霊の導くままに、夢を見なければならないんだ。どんなに引き留めようとしても、それは叶わない」 花学者が、眠れる女王を苗床に…

来月から忙しくなるときいてうんざり

なぜか朝5時前に目が覚めて、そのあと眠れないから、だったら溜まってる感想でも書いてる方が……とか思ってしまう僕はどんだけ更新好きなんだ。いや、限りなく面倒だと思ってるんだけど、本を読んだら感想を書かないと落ち着かない体になってるのでしかたない…

花宵道中

「姉さんは、痛い思いをしたの、」 「してなきゃこんなこと言わねえよ。夢を見るのが許されてるのは男だけだ。女は男に夢を見させてあげるだけ。そういうところなんだよ、此処は」 愛しい人を思い立つ、他の男に抱かれる。遊女の恋はなんと残酷なんだろう。…

今年も協力者になれそう

僕はエクセル持ってないので、テキストでくださいと返信したら、サクッと送ってくれたのはありがたい。9月30日分までが対象だからまだいいや。 そういえば、今月もガリガリ削って、新刊購入予定冊数は30冊となりました(除く美少女文庫・ティアラ文庫)。先…

雷の娘シェクティ(5) 妖精王の死

「それでも、ただの小娘でしかないあたしを護ってくれるのは、あたしが本当は御子だから?」 「いいえ、決してそれだけではありませんよ」 不安に震えるその小さな肩をそっと抱きしめて、レマは力強く答えた。 「じゃ、どうして?」 ジプシィ、アマゾネスと…

Le;0―灰とリヴァイアサン

「逃がしはしねーぜ。おまえは俺たちに夢を見せたんだ、その責任は取ってもらう……!」 海獣と吸血鬼と人類のお話。設定面白いなー。ただ主人公が誰なのかわからなかった。→ 感想