2010-02-01から1ヶ月間の記事一覧

ロウきゅーぶ!(4)

「先生。私たちなら、やります。……試合、したいですっ」 「…………貴方たちまでがそう言うなら、仕方がありません。ただし一つ、条件があります。硯谷のレギュラーチームとして、慧心学園の素人さんたちに、全力で現実というものを教えて差し上げなさい」 バス…

円環少女(サークリットガール)11 新世界の門

「わたし……、うまくいえないけど、わたし……」 きずなが、ついに気丈でいられなくなって膝をついた。 「こんなことしたかったわけじゃないよ。武原さんと、わたし、どこへ行きたかったんだろう」 やさしい性格が土台にあるからこそ、現実に絡め捕られた今のき…

2010年2月8日の日記

朝、家を出ようと思ったら、昨日探していた本が見つかったので、カバンに入れるとかよくやりますよね。何かカバンが重いと思った。 幻獣降臨譚を読み、スロウハイツの神様の上巻を読み終わって、すっげー良い気分なんだけど、身体の具合が悪いので、心と体の…

アクセル・ワールド(4) 蒼空への飛翔

……先輩、もし僕が負けたら、あなたあものすごく怒って、そして悲しむでしょうね。でも、きっと最後には解ってくれると信じてます。僕が、あなたの騎士を目指しているからこそ、こうしなくちゃならなかったんだってことを。 よかった。頑張ったね、チユリ!そ…

楽園の魔女たち 大泥棒になる方法

「支部長さんっ!こっちです!!」 「おおっ!」 かがり火のあいまに、二頭の馬と乗り手が見えた。 地面まではまだかなりの距離がある。グッと一瞬ひるむ。 ええい、かまうものか! 「いま行くぞ、流星号―っっっ。おまえのためなら、私は鳥になれる……っ!!」 フ…

今週の購入予定本

電撃文庫は既に買っちゃったので……GAとかビズログがでるかどうかぐらいかな。 02/10 ウイングス文庫 姫君返上! 運命を試す者 和泉統子 [A][B] 02/15 GA文庫 神曲奏界ポリフォニカ ピュアリー・ホワイト 高殿円 [A][B] B's-LOG文庫 死神姫の再婚 ―飛べない翼…

2010年2月7日の日記

風が強く、寒さが厳しい。 こんな日は、布団でぬくぬくしながら本を読むに限ると思っていたんですが、身代わり伯爵のサイン会があることを思い出して、急遽外出。あぶねー、あと1時間気づくのが遅かったらたどり着けなかったですよ。しかし風が強くて、自転…

狼と香辛料(14)

「あなた方は私たちの村で奇跡を起こして私たちを救ってくれました。そのあなた方が」 エルサは言葉を飲み込み、それは同時に涙を飲み込んだようにも見えた。 「そのあたな方が奇跡で救われないのだとしたら、どうして私は神の教えを人に説けるのですか?」 …

魔女の戴冠(2) The Witch's Coronation

楽しい旅行になるはずだった。リィリィと二人でいろいろな教会を見学し、いろいろな名物料理を食べ、いろいろな乗り物に乗って……アーダベルトとも、笑顔で再会できるはずだった。 なぜ、こんなことになってしまったのだろう。 すっごい面白い!夏休みにアー…

2010年2月6日の日記

たしかに疲れてるなーとは思ったけど、まさか5時間も昼寝するとは思わなかった。たかひなさんもびっくりだ(僕のTLでは、仕事のせいで寝てない代表格の人)。今日は午前二時ぐらいまで起きてそうな予感がするけど、たぶん、本読んでるのでTLにはいないと思う…

身代わり伯爵の誓約

「いや……。相変わらずめちゃくちゃだと思って」 「何よ、嫌味ね」 「嫌味じゃなくて、惚れ直してるんです」 「……!? き、急に何、こんな時に変なこと言わないでよっ」 「あなたを守る剣は俺が持ってるから。俺を守るだとか可愛いことは言わないで、今日は大人…

楽園の魔女たち スウィート・メモリーズ

「姉が来た、と。そううかがったのですけれど?これはなにかのご冗談?どこにあたくしの姉が?」 「きゃあ、ごめんなさい。だってだって……こちらの方が」 「は、わたくしでありますかッ!?」とうわずった声でアシャ・ネビィ。 「わたしくのことを、あなたの…

花咲く丘の小さな貴婦人 荒野へ、心に花束を抱いて―前編―

「わたしが、彼をつらい目にあわせてしまっているのかしら」 結局、エリカとの約束がジェラルドを縛っているのではないだろうか。 約束さえなければ、彼は両親のもとへ帰ってきていたはずだった。 「それは違うよ。エリカ、きみはジェラルドの希望なんだ」 …

2010年2月5日の日記

具合悪くても休むわけにはいかないという日がある。頑張ってお仕事にいってきた。幸いなことにそれほど忙しくなかったので、なんとか踏ん張って、時間が来たら即帰る……とかいいながら、本屋に寄る元気があるんだから不思議だ。こういうのも別腹っていうのか…

悪魔のソネット 永遠の扉は二人のために

私は醜い。私の心は醜い。ジャスティンは思う。何度も、心に刻むように思う。 こんなことを考えるなんて、心が澱んでいる。でも一度考えたことが消えてくれない。駄目だ。もう戻れないところまで来てしまった。もう自分は変わってしまった。 多分これが、恋…

楽園の魔女たち この夜が明けるまで

「<オマエたちは、なに!?なぜアタシの邪魔を……!!>」 「おだまり、この妖怪変化。ここまで世間と他人に迷惑をまきちらしておきながら、何故だなんておこがましいッ。いつまでも見苦しくゆらゆらクネクネしてないで、とっとといさぎよく土に還っておしまい!…

魔女の戴冠(1) The Witch's Coronation

「クソ魔女どもがぁぁぁ……!」 グィドは怒りに燃えてステージを睨んだが、あの銀髪の少女はもう姿を消していた。こぶしをにぎりしめて震えるグィドに飄々と声をかけてくれたのは、隻眼の執事だけだった。 「白魔女さんたちの宣戦布告、ですな。今晩限りじゃ…

2010年2月4日の日記

どうやら具合が悪いらしい。気づかなかったんだけど、昼ご飯を食べた当たりから、喉元に逆流してくるものがあって、あれ?と思ってたら……うん、そんな感じ。熱があるようには思えないけど、雪にまみれたり何だりで、身体がやられたのかもしれない。っていう…

パパのいうことを聞きなさい!

「うちに、来るか?」 俺は、自分の口から飛び出た言葉に驚いていた。 「……おにい……」 一瞬、大きな瞳をさらに大きく見開いた空ちゃんと目が合う。 「貧乏だし、狭いし何にもないけどさ。三人一緒でいいぜ」 姉の子供三人を引き取ることになった大学生のお話…

楽園の魔女たち ドラゴンズ・ヘッド

「アタシなんか、みんなに嫌われてるし……もうこのまま一生もどれなくてもいいんです」 「そのセリフ、この宿主に直接いってみるといいわ。どういう顔をするかしらね?」 「ああっ!アタシはこんな下等な人間にまで嫌われるのですね。アタシなんかアタシなん…

2010年2月3日の日記

家を出る前に財布の確認をする事2回。今日はさすがに忘れなかったぜ。でるたんはやれば出来る子。 今日は華麗に定時で仕事を上がり、即池袋アニメイトへいってきました。ようやくゲットした。手に入れるまでが長かった……買う本が決まってると、ネット書店っ…

レンタルマギカ 銀の騎士と魔法使い

「じゃあ……ラピスは<銀の騎士団>については、なにか知ってるの?」 「知ってるのは、首領にあたる騎士総長ジェラール・ド・モレーの噂だけ。それも一言、昔あにさまの言ってたのを覚えてるだけ」 「……それでもいいから、教えてくれる?」 みかんの言葉に、…

楽園の魔女たち 銀砂のプリンセス

彼はここで気づくべきだったのだ。 その口もとに浮かんだ笑みに、ダナティア皇女殿下の不治の病に。 死にいたることはないが、一生治ることもない。 その不治の病の名を「負けずぎらい」といった。 殿下が外交上のトラブるを片付けに砂漠へいったら、奴隷に…

並んでたのでフイた

arika_aoi.@arika_aoi さんは奇跡を起こす程度の能力です。 http://www.syawaful.com/nouryokumu/ #nouryokumulinkarika_aoiま、さすが俺としかいいようがないな。linkiwashi.@iwashi さんは厄をため込む程度の能力です。 http://www.syawaful.com/nouryokum…

2010年2月2日の日記

思ったほどつもることはなかったけれど、雪道でした。滑る滑る。恐る恐る歩いてたら、学校へ向かう小学生たちが、きゃーきゃー良いながら、きれいな雪の上に足跡を付けていました。元気だなあ。でも、なんか気持ちが高揚するのは分かる気がする。寒かったけ…

B.A.D.(1) 繭墨は今日もチョコレートを食べる

「姉が戻ってきて、また自殺をしてしまう。それが、私には我慢ならないんです」 瞬きと共に流れた涙が、頬を滑り落ちた。 「それなら、自殺をされる前に、殺すしかないじゃありませんか?」 怪異と狂気の事件が持ちかけられる霊能事務所話。ゴスロリの少女と…

楽園の魔女たち 七日間だけの恋人

「そっ、それは……卑怯ですっ!」 「そう。それがさっきの答え」 「は?」 「卑怯なことをしても手に入れたいと思うのが、恋。……それを実際にやるかどうかは別問題だが。友情じゃそんなことはないだろう?」 ファリスの婚約物語。ああ、なんという苦悩人生………

2010年2月1日の日記

雪だー。 今年初かな?少なくとも僕が目にしたのは初です。どおりで寒いと思った……。明日仕事行けるのかしら。2月に入ったので 1月に読んだ本のまとめを書こうと思いたち、感想を見に行ったら、今年一番初めに上げた感想が、エロエロな小説だったってことを…