2007-07-01から1ヶ月間の記事一覧

モノケロスの魔杖は穿つ 3

「お前は関係ない」 「でも『彼』は、私のために」 「だから何だ?立木がやると決めて、やったこと、やっていることなんだ」 「……」 「立木の男に、恥をかかせるな」 やばいやばい。すっげー面白い。って、あの引きは犯罪だ!→ 感想

ライタークロイス

「何が気に入らない?イシュトーが、バラム家に対する債権者であるがゆえか?」 「それもありますが」 まず肯定し、 「眼。言葉。態度」 律儀に、そして嫌味に、イングリドは列挙する。 「率直に申し上げれば、あなたからの好意は銅貨の一枚であれ、お受けで…

カストレーデの皇子

「ユティ。お前の兄上に会いに行こう」 「え?」 「カストリアの皇太子殿下が、お前に会いたいって」 なるほど、こういう展開になるか。これは二国間で何かが起きそう。→ 感想

本日の購入本

あれ、何でクラッシュブレイズはまだbk1にないんだろ。じゃあ、Amazonリンクだけで。 思わず、C・NOVELS大賞特別賞を受賞した作品まで買ってしまった罠。なんとなく面白そうだったんで。ひょっとしたらもう一作「契火の末裔」も買うかもしれないけど、とりあ…

蒸し暑くなってきた。

金麦のCMに登場する女性がど真ん中のストライクだと、絶賛してる人が隣で仕事してたりする。CMみたことないから、何ともコメントできなかったけど、金麦のサイトみて、彼のストライクゾーンがよくわからなくなった。イチローよりも広すぎるストライクゾーン…

ディスパレイト!コンプ 01 昔日の双銀

「祭りは無くなってしまったけれど……!私は……!」 顔を上げたテレスは遠ざかっていく老人たちの背中に向けて声を張り上げた。 「私は歌を忘れない!」 おお、これは面白いシリアス展開。続きがすんごい楽しみ。→ 感想

おあいにくさま二ノ宮くん 2

「……っ!馬鹿馬鹿しいですわこんなの!どうしてわたくしがこんな気持ちにならなきゃいけないのよ!ええそうよあなたの言うとおりよ、そうに決まってるでしょう、愛情持たないわけないでしょう!?たった数日でも自分で育てた子供なんですもの!血がつながっ…

本日の購入本

やばい。おお振り面白い。ってことで、2〜5巻購入。残りはまた今度。「君に届け」も良かったんだけど、2巻売ってなかった;; それと、SDの新刊と「王女グリンダ」も。あ、ノベルズコーナー見てくるの忘れた。ひょっとしたら「クラッシュ・ブレイズ」出てた…

特に何もない日記

誰ですか、今週は天気が悪いといった人は。仕事は特に何があったということもなく、いつもどおり。個人的に困ってることはあるけど、まあ、これは自分が頑張るしかないから、いいや。そういえば、最近はてなの日記に「旬.ニュース23.jp」なるところからのト…

バルハールの姫君

「ユティ」 朝になったら平気になる。明るくなったら、自分の道を見つけられるだろう。けれど今だけは、その孤独が辛かった。この暗い闇の中で、寂しいのは嫌だった。 「少しだけ」 このままで。 おおっと、何か大きな動きがありそうな予感。→ 感想

Dクラッカーズ・ショート(1) 欠片 ―piece―

「お前があの、葛根東の海野千絵かよ?『アルティメット委員会』の?」 「あらあら。私の名前を知ってるみたいね。話が早くて助かるわあ」 「く、くそっ。馬鹿にすんなよ。海野っつったって、たかが女一人と優男一人じゃねえか。数もガタイもこっちが上だ。…

本日の購入本

MF文庫の新刊と、いろいろ漫画購入。[Amazon][bk1][Amazon][bk1][Amazon][bk1][Amazon][bk1][Amazon][bk1]ここにあんま書いてなかったけど、最近いろいろマンガ買ってることに気づいた。何でこう大量買いしちゃうかね。

そうか、学生さんは夏休みか

電車空いてる?と思ったあと、そうか、学生は夏休みかと気づきました。でも、ko氏は「混んでた」と言ってたので、たんに乗り合せが良かっただけかもしれない。ま、それでも人が減るだろうから、少しは楽になるかも。lock氏の件で、相変わらずな態度を続ける…

BLACK BLOOD BROTHERS S4―ブラック・ブラッド・ブラザーズ短編集 (4)

「サユカさんっ。いつまで飲んでんですかっ。立って下さいよ!」 「ひーん。ゼルマン様ぁー」 「泣いてる場合じゃないですって!死んじゃうからっ。このままだと死んじゃうから!」 「いやー。ゼルマン様が一緒じゃなきゃ、いやなのー。どこにも行きたくない…

エルヴァインの末裔

「我が儘でも、自分勝手でも良いではないか。言ったであろ、わたしはもう知っておるのじゃ」 「……」 「だからわたしには、本当のことを言うと良い。そうでなくば、また心をなくしてしまうぞ。答えるが良い、わたしに来て欲しいのか?それとも本当は嫌なのか…

ダークエルフの口づけ 3 ソード・ワールド・ノベル

「なんで、あんたが?主任はどうした?」 「彼女は、死んだ」 うおお、まさかこうなるとは!終盤のどんでん返しの連続に大興奮。→ 感想

今週の購入予定本

わりと抑え目で?王女グリンダってのは、デルフィニアに関係している話なのかな?ノベルズで出てたのは知ってたけど、読んだことなかったので、この機会に買ってみる。ま、今週最も楽しみなのは、妹尾さんの作品ですけどね。 07/25 中公文庫 王女グリンダ (…

ちょっとしたリニューアルとその他もろもろ

時かけ見るの忘れた。まあいいや。誰かDVD持ってる人がいたら借りよう。今日は朝っぱらから、booklines.netの個別ページリニューアル。昨日の夜には一通り出来ていたので、もっとも負荷の低い朝に全頁再構築したんですが、いやあ、時間かかった。何で朝の8、…

アマデウスの詩、謳え敗者の王 黄昏色の詠使い 3

……初めてだったから。 「わたしがミオを助ける。そして、そのミオがきっと触媒を用意してくれる」 「ミオさんが……触媒を?」 「そう。だから―だからキミは、わたしたちを信じてここにいて。ここでキミの歌を詠っててほしいの」 ―初めてだった。 歌を詠って欲…

ワーズ・ワースの放課後 2

その〝言葉〟をぼくたちは そう、〝絆〟と呼ぶのだ。 それこそが、孤独と対なる唯一の〝言葉〟 まさか、こんなに感動させられるとは思ってもいませんでした。→ 感想

あざの耕平サイン会に行ってきました

20分前に会場着いたら、誰も並んでなくて焦った。そういえば、書店のある東急プラザ前では、サイン買いやりますよ、と店員さんが臨時レジ出して売り子してたので、ひょっとして結構整理券あまってるのかしらと思っていたら、どうしてどうして10分前ぐらいに…

スプライトシュピーゲル 2 Seven Angels Coming

「君の正義と不屈さは、その武装のお陰かね」 「銃に心を委ねたことは一度もありません」 屹然とはねのける。 「あたくしの正義は要撃です。銃の前にあるもの、銃そのものに、心を委ねることは許されません。あたくしの背後にあって守られるべきものにのみ許…

ワーズ・ワースの放課後

兄は懐かしそうにそのときの思い出をしゃべっていたが、ぼくはろくに聞いちゃいなかった。何だってぼくはあんな妙な名前の呼び方をしたんだ?何か忘れているぞ、というあのときの謎の警告がふたたびぼくを悩ませる。 そうだ、僕は確実に何かを忘れている。 …

明日は時かけよりもサイン会で

うまくいきそうでいかないときってのは、なんともイライラさせられますが、まあ、自分の頭が悪いんだから仕方ない。というわけで、微妙にいっぱいいっぱいな金曜日。お、もう、金曜日か。週に四日だけってのは、気持ちが楽でいいわ。そういえば、ko氏に「明…

脳Rギュル ふかふかヘッドと少女ギゴク

煙突の掃除棒みたいなくクシャクシャに乱れた頭髪。 青黒く痙攣した顔面筋肉。ぱっくり割れた腹から伸びる、おびただしい数の肉弁。 玉虫色の夜会服を着た、妖艶花のような怪人。 動脈瘤の妖怪然たる決死の姿……。 脳R。 激しい雷光……。 おれをキチガヒにしか…

遠征王と秘密の花園

「忙しくなるなあ」 アイオリアはのんびりと背伸びをしながら言った。 愛は壊れやすいからこそ貴く、人はずっとと願う。 そして、人は去るからこそ、いっしょにいる今がこんなにも愛しいのだ。 最後までアイオリアはカッコよかった!もう、大好き。→ 感想

本日の購入本

田中芳樹の単行本と富士見ファンタジア文庫の新刊購入。[Amazon][bk1][Amazon][bk1][Amazon][bk1][Amazon][bk1][Amazon][bk1][Amazon][bk1][Amazon][bk1]田中さんのサイン会の整理券はまだ余裕があるみたいですが、さすがに僕の外見は高校生に見えないしなあ…

妙にうれしい朝

そういえば、今日、電車でライトノベル読んでる女子高生を見かけた。しかも「微笑みはかろやかに」ですよ。おー、カイルロッドかー。自分が好きな本を読んでる人を見かけると、嬉しくなっちゃうのはなぜだろう。妙に気分良かった朝の始まり。ちなみに、学校…

ベクシル 〜my winding road〜

「あっ……!」 逃がしてなるもんかと、あわててあとを追おうとしたけれど、蹴つまづいて床に激突した。なんて間抜けさ加減だっ!プラットホームに足を下ろしたライダースーツが、肩越しにあたしを振り返り、ヘルメットのシールドをわずかにあげた。 「あんた…

パートタイム・ナニー

「乳母といっても甘やかす必要ありマセン。どうせ口で言っても聞く耳持たない坊様デスので、体罰のみでしつけて下さって結構デス」 「体罰オンリーですか」 「はい、猛獣を訓練するつもりで」 自分より年上の天才おぼっちゃまの面倒を見る高校生のお話です。…