2007-07-01から1ヶ月間の記事一覧

霜島ケイ話

昨日「霜島ケイの他の作品も読んでいこう」と書いたら、soundseaさんが霜島ケイ作品についてまとめてくれました。大感謝。 『カラクリ荘の異人たち』って雰囲気は『モンスター・プロジェクト』とか『出てこいユーレイ三兄弟』とか『聖ベリアーズ騎士団!』と…

今日までだった!

はてなTシャツ欲しい! 上記応募期間中、ご自分のはてなダイアリー本文内に"はてなTシャツ欲しい!"と書き、あなたの好きなはてなダイアリーキーワードを3つ書いてください。できれば理由もお願いします。 はてなTシャツ欲しい!とは - はてなキーワード 「…

北村薫だと思っていたのに……

寝違えた首はいまだ治らず。昨日よりはまだましかしら。どうすれば直るんだろうとググって見たら、「体の冷えが原因。首の痛みの解消には、足首周辺の骨ぎわ指圧が有効」(眺訳)、なんてものがあった。あとでやってみよう。そういえば、第137回直木賞が決定し…

カラクリ荘の異人たち 〜もしくは賽河原町奇談〜

「誰にもなんて言うのは、おまえの年では早すぎる。そういうことはあと六十年か七十年生きてから言え」 「そんなに生きられるかどうかわからないよ」 「生きるさ」 自信たっぷりに言って、彼女は微笑んだ。おぼろな記憶の中にあった、日溜りのようなあの微笑…

運命よ、その血杯を仰げ 遠征王と隻腕の銀騎士

「たまごからは翼がうまれたんだ。きっとね」 「飛んでいくの?」 「いいや、人間は飛ぶことなんてできないよ。できるのは、歩くことだけだ。その翼はね、飛ぶんじゃなくて、心をほんの少しだけ軽くするんだよ」 最後には思わずじわりとさせられた最終巻でし…

本日の購入本

ガガガ文庫の新刊購入。脳Rギュル分厚!まあ、そんなに時間かからないだろうけど、ボチボチいこうか。[Amazon][bk1][Amazon][bk1][Amazon][bk1][Amazon][bk1]アカギ……ぜんぜん進んでないじゃん……。 ネギま。旅立ち前の修行の日々みたいな感じ。って、最後に…

フィギュア見てたら遅くなった

寝違えて、首がいたい。何気ない動作で「ピキッ!」と痛みが走るので、笑うことすら出来ないぞ、ちくしょう。そういうときに限って、普段面白く無い人が面白いこといいだすから困る。誰とは言わないけど。ともあれ、久しぶりにko氏に合う。いろいろご活躍だ…

神曲奏界ポリフォニカ レゾリューション・ブラック

「怖かったかい、旦那」 「ああ」 その問いの意味を、黒の精霊は正確に理解した。 「恐ろしかったよ。心底な」 「『本番』は、もっとだ」 「……だろうな」 最終巻かと思うほどの緊迫感でしたよ!ああ、驚いた。どんな「その時」を迎えるか、覚悟についてのお…

堕天使の旋律は飽くなき 夜想譚グリモアリス 2

どこにいるの、誓護。おばか下僕。貴方は― 無事でいるの? アコニットは口をゆがめ、宙をにらみつけた。 「間が悪いのよ、ばか誓護……」 今回は逃走劇でした。まだまだ奥が深そうですね。 → 感想

尾のない蠍 遠征王と流浪の公子

「まだ、取り戻せる。この世に遅すぎることなど、なにもないはずだ」 「違う!!」 アイオリアは、突き放すようにして、彼の腕の中から抜け出した。 「……人間は、生まれ変わったり、なにかを幸福の引き換えにしたりできない。わたしたちは、不器用だから、幸…

シリーズ部門読了リスト

348シリーズ中162シリーズ読んでることに気づきました。われながらよく読んでるもんだと感心しちゃうね。たぶん、抜きもれないと思うけど、何ともいえない。最新刊読んでないけど、積んである状態なシリーズが、3シリーズぐらいあったりしたけど、それはもう…

今週の購入予定本。

12冊なんで、わりと普通か。ひょっとしたら、1、2冊減るかも? 07/18 ガガガ文庫 脳Rギュル ふかふかヘッドと少女ギゴク 構成:佐藤大 原作:夢野久作 [A][B] ベクシル 〜my winding road〜 谷崎央佳 原案・監修:曽利文彦 [A][B] [Amazon][bk1][Amazon][bk…

終わりを迎える三連休

よく考えて見なくても三連休は、まったく外へ出ませんでした。もうちょっと頑張ればヒキコモリになれるかもしれない。この状態で仕事に行ったら、間違いなく死ぬことになるので、そのあたりよろしく。そういえば先日Amazon、bk1、古本市場で頼んだ本が、昨日…

神無き世界の英雄伝

『名をお聞かせください。わたくしは存じておりますが、皆様が納得されませんので』 コックは一度目を瞑り、よしと口にしたあとで、軽やかに名を宣言した。 「僕はレン・エバンスといいます」 『では、レン・エバンス様、わたくしと戦艦ダインスレイフを、ど…

ひなた橋のゴーストペイン

彼女は笑う。あの日々とあまり変わらない声で。 『……おかえりなさい』 だから行隆と同じように少しだけ低くなった自分の声も、彼女にはあの日々と変わりなく聞こえてくれればいいと思った。彼女が好きだと言ってくれた、信じてくれた紘一に戻っていればいい…

ドラゴンの角 遠征王と片翼の女王

「おまえが、かわいそうだ」 「ジャック……?」 「だって、そうだろ?たしかに人間はひとりぼっちで生まれてくるのかもしれない。何かを手に入れるために、努力し続けなければいけないのかもしれない。 けど、親の愛情だけは違う。それだけは、子供が無条件で…

新人・新作部門読了リスト

242冊中86冊読了してました。 以下読了リストですが、ここから単行本やライトノベルレーベル以外は省いて行く予定。なので「スロウハイツの神様」「沈黙のフライバイ」「青年のための読書クラブ」は全部大好きだけど却下する。……にしても、ちょっと多すぎだ…

台風近づく日曜日

でも、昼過ぎには、雨やんでたなあ。風は思ったほど強くなってない?外出てないからわからない。それにしても湿度が高い。昼間は蒸し暑いなんてもんじゃなかったです。未だにキーボードがベタベタする。うーん、気持ち悪い。今日も具合悪かったんでゴロゴロ…

なつき☆フルスイング!2 真夏の夜のケツバット

「この痛みにだって、覚悟があるから耐えられる。おまえが示してくれて、俺が選んだ道だ。辛くたって、最後まで歩みきってみせる」 夏季は鼻を鳴らした。どうやら笑っているらしい。 「笑わなくたっていいだろ?」 「べっつに。馬鹿にしてるわけじゃないよ」…

海をみあげて

「すごいよね……」 綾香の言葉も、遠く聞こえるほど。 「うん……」 そして、鯨のおかげで康平や洋助と出会うことができた。 鯨は町を救い、人と人を引き合わせてくれる。 真琴は、そう信じていた。 こういう雰囲気大好き。もうちょっと捻りあってくれたら最高…

ラノサイ杯開幕なのに、まるで用意できてない

ラノサイ杯投票始まっちゃったよ…… ラノサイ杯のリストとなる作品は、750冊ちかくあるわけですが、そのうち僕が読んでるのは、300冊ぐらいだと思う(6月30日までに読んだ本の冊数が385冊)。今回はお手伝いで、ちょこっとだけ早くリストを見ることができたん…

やっぱりダメな体調

だるすぎる上に頭痛がひどかったので、ちょっとだけ寝ようと思ったら、2時過ぎてました。頭痛は治ったのでよかったけど、さすがに今更出かける気にはなれなかったので、素直に家でごろごろ。ブラウジングしてたら、ガガガの新刊がbk1でもう発売されてること…

私立!三十三間堂学院 6

後白川法行。 やっぱり妨害なんて潜り抜けてきてた……! 心臓が、とくんと跳ねた。 全身に力が戻った。 そうだ。たしかに会長は雲の上の人だけど、水の中ではこっちが上手。海は自分のホームグラウンドなのだ。恐れる必要なんてない。自分は法行と約束したの…

エルゼリオ 遠征王と薔薇の騎士

「……教えてくれ。俺はどうすればいい?」 「ばかっ!」 アデラは綺麗な顔をくしゃくしゃにして叫んだ。 「笑ってないで、早く受け取りなさいよ!愛してるって……」 ガイが広げた腕の中へ、まっすぐに飛び込んだ。 「愛してるっていいなさいよ!」 どうしてど…

残酷描写が足りない?

…しかし、「Missing」「夜魔」があまりにも偉大すぎた所為か…この程度の残酷描写では生ぬるいと思ってしまう私は間違ってますでしょうか。普通に面白いんですがやはり「グリム」には残酷描写が足りないよ!! 断章のグリム 5 赤ずきん(上) | 今日もだらだ…

やっと休みか

思ったよりも疲れてるらしく、朝、体が動かん。錆びついた体を騙し騙し動かして、何とか職場へ。ko氏があれだし、lock氏がうんたらなので、行かざるを得ない。まあ、体がだるい程度で休んだことはないけどさ。 この一週間の体調の不具合っぷりは、我ながら感…

2007年7月HJ文庫新刊案内

にゅーあきばこむのコンテンツ(のはず)である「おた☆すけ」で、7月の新刊5作品の書評が掲載されている。 まぁ広告枠みたいなものだと思うのだけど、意外と貴重かもしれないので紹介。 貴重なHJ文庫新刊全作品レビュー - 平和の温故知新@はてな HJ文庫の新…

断章のグリム? 赤ずきん・上

「あのね、行方不明になった女の子って、実はあの子のお友達らしいのよ」 「……」 「だから、どうもあの子ったら自分たちだけで解決しようと思っているらしいのね……だから私に何も教えてくれないし、私が調べようとするのも邪魔されて、この五日間に何が起こ…

バッカーノ!1705 The Ironic Light Orchestra

「酷すぎるよ……神様」 単なる幸運と解っていても、ほんの一時的なものだと解っていても、彼女は可能性を知ってしまった。自分にも、生きて幸せになる可能性がゼロではないということを知ってしまった。 「やっと死ねるんだと思った途端に……こんな……こんな………

珍しく古本屋へ

さっそくハメを外して、寝たの午前三時で頭痛いとか言ってるけど、仕事だけはきっちりやってる彼を、褒めるべきかよくわからん。 それにしても直前に例の不具合が発生したおかげで、なんだか大変そうだなあ、と他人事のように言ってみる。帰りに書店に寄ろう…