2007-08-01から1ヶ月間の記事一覧

月光のカルネヴァーレ 白銀のカリアティード 2

―もう逃げろ、戦いはフォーラの役目だ! 黙れ、物語はまだ終わっていない。 「さよなら、フォーラ」 片腕で身体を起こしたノヴェラは、血でぬかるんだ床を這いながら妹の名を呼んだ。 もう瞳石には従えない。 僕が楽譜に刻むのは、弾丸の物語だ。 比較的いい…

赤城山卓球場に歌声は響く

「そんな……こいつらが、八戦死……」 「さぁ、これで、あたくしたちが赤城山の魔人と戦う大義名分は立ったわ!世界の平和のために力をあわせて魔人と戦いましょう!あたくしたちは愛と友情の卓球戦士よ!」 能天気な話だけど、最後のシーンに涙。→ 感想

極端な気温が素敵な一日

朝、寒くて目が覚めた。なんだ、この冷たい風は。気づいたら、頭からタオルケットをかぶってましたよ。風の通りがいいおかげで、夏なのにガクガクブルブル。外に出れば、そこまで気温は低くないんだろうけれど。おかげで、7時前には目が覚めてしまったわけで…

明日はオフ会行ってきます

以前にメールを貰ったときよりも、人が増えてるらしいので楽しみ。人が多かろうが、少なかろうが、目立つことなどない僕ですが*1、お会いできる方々、よろしくお願いします。 *1:影が薄いともいふ

宝印の騎士

「こんな命懸けの人助けなんてしたの、初めてだな。お前のおかげだよ、ウィリップ」 「ノイル……。ごめん。ぼくのせいで……」 「いや」 ノイルはゆっくりと首を横に振る。 「帝王が救えて良かった。ありがとな」 地味かもしれないけど、優しさと温かさを感じる…

秘曲 笑傲江湖(2) 幻の旋律

「小わっぱ、気に入ったぞ。さあさあ、独孤大侠の第一剣と第三剣を、もう少し稽古するとしよう」 風清揚は、ただちに独孤氏の第一剣の秘訣を、掻い摘んで講釈した。 「今日勝てなくても構わん。あと一日学べば、どうあろうと、明日は勝つ」 意外な弱さを見せ…

銀英伝( ゜∀゜)人(゜∀゜ )ナカマー!

ちなみに我が家の本棚には、私が高校生時代、食費を削って揃えた徳間ノベルス版銀英伝がいつでも取り出せる位置にあります。 再読したくなってきちゃった - 舞風物欲日記 うちの本棚は本棚じゃ無い気がしますが(床に積んでるだけだし)、徳間ノベルス版銀英…

VOCALISTが良いですね

ほんの数秒CMで流れた声に惹かれて、徳永英明の「VOCALIST3」を購入。「恋におちて」が素晴らしすぎ。 たしかこの曲は、僕が小学生のときぐらいに流行ったと思うんだけど*1、忘年会(だったかな?)で一曲は歌わねばならない羽目になった母親が、この曲を覚…

今週も終わり

朝、某リッパーさんや某くらふとさんのtwitterを見て、やさぐれながら仕事へ向かう。いや、別に買うものなんてないんだけど(何が売ってるのか知らないし)、一緒にお祭り気分を味わいたかったなあと思ったので。そんな甘いもんじゃないのかもしれないけど。…

クインテット!2

「あいつは馬鹿だ。どうしようもねぇ馬鹿だ。新婚のときに買ったでっかいダイニングテーブル指差して、これがぎゅうぎゅうになるくらい子作りに励むって誓った話とかガキの時分の俺にしやがるくれぇの馬鹿だ。……そんで離婚して、一人でさびしそうにテーブル…

オペラ・エテルニタ 世界は永遠を歌う

「とかく帝国は魔物と呪いの知識を独占したがる。けれどわたしは権力とは関係のない放浪の詩人です。役人や軍人にわたしの歌を殺すことはできません。あなたの話が歌となれば、民草の間に千年歌い継がれることもある。……後の世の誰かのために、話してみませ…

これを読んだら、興味を持たないわけが無い

これは推理小説を模ったエロスの物語。 本当はエロいミステリクロノ - 海獺の読書感想文対策 これはうまい!と膝を叩いた人も多いんじゃないでしょうか。 真里亜が持つクロノグラフはリザレクターという注射器で、相手を裸にさせる効果があります。 茶道部の…

倒れるかと思ったのでbk1で

昨日は、ほんと寝れなかった。今年一番かも。風がまるでなかったからなあ。明け方近くになって、ようやく涼しくなってきて、うとうとし始めたら、地震で起こされて、その一時間後ぐらいには、消防車のサイレンで起こされてと、散々でした。誰だ、こんなとき…

神曲奏界ポリフォニカ ぱれっと

「コジ。あの晩お前が指摘したこと、すべてとは言わんが、当たっている。オレの中にも迷いはある。だが、その迷いすら、結局はひとつの物差しに過ぎん。そして、偉大なる音楽の前に、すべての物差しは平等だ」 「……老人たちの演奏に劣ると聞いて、ムキになっ…

トリプルプレイ助悪郎

「日本探偵倶楽部なんて言っても、所詮僕はしがない第三班 ― ここで場を締めるに足るような決め台詞なんて持ち合わせてないゆえに、その質問に対してただ素直にただ単純に答えるしかない自分がもどかしい限りですが ― ええ」 海藤は、確信的に頷いた。 「全…

はてなダイアリーに、まんたんガジェットを設置してみる

今回対応したのは以下4つのブログパーツです。 Yahoo!ニュース - トピックスブログパーツ Yahoo!天気情報 - ブログパーツ Google AdSense Google Gadgets 自分のはてなダイアリーにブログパーツを設置できるようになりました - はてなダイアリー日記 なんだ…

暑さで体力減少中

暑さのピークは金曜*1までとか言ってるけど、ほんとかしら。35度までいかなかったけど、30度あります、だったら余裕で倒れそう。室内でクーラに冷やされ、外で熱されてるおかげで、かなーり具合悪い日々を送っております。今日は久しぶりに、新たなうんちゃ…

タクティカル・ジャッジメントSS4 詐欺師の生まれた日

「わけわかんねえよ、ジジイ。裁判所ってのは強制力を持った弱者の味方じゃねえのかよ?それなのに費用ばかりかかって回収の見込みもないってのは一体どういうことだ?」 「それがこの国の裁判制度なのだ。そんなのは少しばかりこの職業で食ったことのある者…

学園三昧 エクスプローラー5

大きな期待と、少しのやっかみ、そして僅かな呪いを込めた視線に晒されて、引っ込みがつかなくなる。司会者役の男子生徒と女子生徒も、二人を逃しはしないと、透と響の両側を固めた。 もうこの場を収めるには、ひとつしか手はなかった。 「仕方……ないわね」 …

告白に驚き

実は・・・銀英伝が判りません 唐突に告白します - 平和の温故知新@はてな 何でも知ってそうな平和さんが!?と思ったけど、年齢から考えたらありえるのか。コメント欄のツッコミが何気に楽しい。ちなみに、僕が読んだのは、高校生のとき。友人が1巻を貸し…

フォント暑い

誰だ、トイレを逆流させたやつは、と思った朝の職場。何気に詰まる率が高いんだけど、誰が何をやってるんだか。なぜか昼ごろから上司が出勤。っていうか、別段具合が悪いとかでもなさそうなのに、何で遅れてくるかね。こういうときに限って、案件があったり…

DDD 2

一直線に地下室まで戻った俺は、部屋に入るなりベッドの上でニヤニヤ笑っている雇い主に義手を放り投げ、ケンカ腰に睨みつけてしまった。 「どういう事だ。危うく殺すところだった」 「なあんだ、優しいなあアリカは。危うく生かしちゃったんだね」 今回はよ…

食卓にビールを

「ねえ、わらしべ長者知ってる?」 と声をかけたのは、隣の席の阿部ちゃん。彼女は私の顔と私が握る特性風車を見比べた。 「つまり、そのストローのおもちゃと何か交換してほしいんだ?」 「話が早いね、姉さんっ。ほーら、風車が欲しくなってきた〜。どーし…

楽しみなオフ会

某所から例のオフ会についてのメールが送られてきました。現時点での参加予定メンバーが確認できましたが、おお、18日には××さんが、19日には○○さんがくるのか!どちらの日でも良いって人の中にも△△さんがいるし……*1。う、どうしよう。こういう機会でもない…

終わってる?アフィ2.0

bk1のブリーダープログラムが終わるって話が出始めたとき、代替として、A8.netとアフィリエイト2.0が挙げられてたと思うんだけど、いつの間にか、アフィリエイト2.0は終わっちゃったのね。bk1から紹介が無くなった時点で危ないなあとは思ってたけど、つい先…

世間はお盆休み

微妙に涼しい。ひょっとしたら、あの猛暑はこれから治まってくれるのかしらと淡い期待と持ちたくなるけど、さて。 そういえば、世間はお盆休みに突入したらしく、電車が空いてること空いてること。座れるほどじゃないけど、圧迫感がまるでないのは嬉しい限り…

今週の購入予定本

書き忘れてた。お盆の関係でほとんど出版物がないんですが……。ひょっとしたら、20日発売の富士見ファンタジアが出るかも? 08/17 ガガガ文庫 月光のカルネヴァーレ 〜白銀のカリアティード〜 II J・さいろー [A][B] イメイザーの美術 灰原とう [A][B][?] め…

ミステリクロノ

「やあ武臣、ナイスタイミング」 「何がだ」 武臣に、慧は笑って言った。 「僕はこれから、一時間前の状態に戻ろうと思う」 「時」を利用したミステリーになっていくのかな。今回は利用されてませんでしたが、今後は絡めてくるだろうから楽しみでなりません…

鳥籠荘の今日も眠たい住人たち 3

「山田?」 「どうしよう……パパが本当に猫になって野生に帰って、華乃子のこと忘れちゃった……」 ぱたぱたと涙が落ちた。 「わかってたの、いつかこんな日が来るんじゃないかって、思ってたの……。パパが猫の本能に帰って、華乃子を置いてどこかに行っちゃうん…

アスラクライン 8 真夏の夜のナイトメア

「ひとつだけ、聞かせてくれないか」 「なんなりと」 「……きみの契約者は、誰なんだ?」 彼女の頬にじんわりと笑みが広がった。 「貴方のよくご存知の方です、夏目様。今はそれ以上申し上げられません」 またもや哀しいことに……。今後、智春がどういう選択を…