2005-07-01から1ヶ月間の記事一覧

鳥は鳥であるために 4

生まれる前から自分の役目は決まっていた。 水星家に襲い掛かる呪を祓うこと。そのために植えつけられた呪。 逆らうことは許されない。小鳩を道具として使う祖父。小鳩の世界は常に灰色だった。 そんな小鳩の世界に色を与えてくれた志郎と菓。 だが、ふたつ…

読書モードならず

おじさん到来のため、読書モードは入れず。 今週末は今回直木賞候補作関連を読もうと思っていたのに。 今のところ、こんな感じ。 購入済み & 読了 恩田陸「ユージニア」 購入済み 絲山秋子「逃亡くそたわけ」 古川日出男「ベルカ、吠えないのか?」 森絵都「…

鬼刻 二人舞

行方不明者。それは鬼病の存在を予感させる出来事。 それは真朝の妹が通っている学校の生徒だった。 情報を集める志郎と優貴。当然のごとく出会う真朝の妹。 彼女を危険な目に合わせるわけにはいかない。 だがその時、志郎のセンサに引っ掛かるものがあった…

電波的な彼女 〜 幸福ゲーム 〜

痴漢に間違われた。筆箱に入っていたペンがすべて折られていた。 椅子に画鋲が置かれていた。不幸の手紙が来た。無言電話が続いた。 ひとつひとつは些細な嫌がらせだが、まとまると精神的疲労は大きくなる。 ジュウの身の回りだけでなく、他の学校でも似たよ…

久しぶりのトラックバックスパム

So-net Blog でやられたのは始めてかな。 FC2 BLOG のユーザからやられました。見に行ったらすでにページは削除されてましたが。 So-net Blog にはコメントやトラックバックをキーワードや URL でブロックできるんですが、URLだとすぐ新たなブログを立ち上げ…

なぜにここまで時間がかかるのか

会議会議の一日。結局そうなったか。 まあ、お墨付きが付くだけでも違うだろう。たぶん。 そんな感じだったので頭を働かすために新たに Webアプリ作成。今回は自分たち用。 まだ、前のが終わってないってのに・・・・・・。 現在、並列していくつ手がけてる…

A君(17)の戦争 7 はたすべきちかい

春。それは大規模な戦闘が予想された季節。 そしてそれは決定事項となった。 ランバルト軍と魔王軍との兵力差は 5対1。 圧倒的兵力を有するランバルト軍。 圧倒的不利な魔王軍。 はたして勝敗は如何に? 戦闘の前段階というところでしょうか。 小規模な戦闘…

ハミザベス

はたちの誕生日を前にして、とくべつ欲しいものはなかったが、父が死に、不動産と ハムスターを一匹もらうことになった。 私が一歳のころに離婚し、母からは父は死んだと聞かされていたので、突然の出来事 にびっくりしたが、会ったこともない人のプレゼント…

寝不足な木曜日

明け方。夜とは打って変わって冷え込んでくれたおかげで、4時ごろ目が覚める。 一度目覚めたらなかなか眠れない僕ですから寝不足決定。 おかげで仕事中、気を抜くと、眠気に襲われてしょうがなかった。 まあ、やることなんていくらでもあるので平気でしたが…

A君(17)の戦争 6 すべてはふるさとのために

囚われの魔王、田中さんを救出する。 ランバルト国内に入り込むだけに予断は許されない。 度重なる会議。度重なる作戦の修正。 そして今、作戦名「メリークリスマス」が開始される! 戦争のつらさを知りながら、その楽しみも知っている剛士。 それゆえに自己…

ナラタージュ

大学二年の夏、高校時代の恩師から電話があった。部活の顧問の葉山先生。 後輩の手伝いをしてほしい。その言葉でその口調で、私は時間を戻してしまった。 君だけじゃない。誰の気持ちにも応えられない。 そう言われたあの時の気持ちに戻っていく・・・・・・…

iPodでビデオも 9月までに新サービスか

そんな Yahooニュースを発見。 あれ?ビデオ版iPod出るの? じょぶずは出ないっていったような……。 とはいえ、iTMS で PV配信するなら必要だよなあ。 画面の大きさとか電池の持ちとかいろいろありそうだけど、クリアしてくれることを期待しよう。

また逆戻りかよ

今日は昨日より若干涼しい。 それはいいのですが、社内が寒い。上着持ってくればよかったよ。 毛布を羽織ながら仕事していると、変な目で見られてしかたがない。 っていうか、みな寒くないのか? クーラの風直下にいるという状態で、普通に仕事してる連中は…

A君(17)の戦争 5 すすむべきみち

コレバーン連合王国。 ランバルトからの要請に答えようとするものたち。 だが、それが無意味であることに気づいている第三王女フィラは、ある行動を起こすことにした。 それは魔王である剛士と結婚することだった・・・。 ある意味完璧な女性として書かれて…

2chライトノベル大賞2005上半期集計結果

わりと掘り出し物が出てきたりするのでチェックしてみたわけですが(前回は ここで「復活の地」を知った)、読んだこと無いのは三シリーズか。 「ディバイデッド・フロント」高瀬彼方 「BLACK BLOOD BROTHERS」あざの耕平 「灼眼のシャナ」高橋弥七郎 高瀬彼…

暑さの中の仕事

三連休明けの仕事ってのは気合いが入らない。 まあ、気合いが入らないのは、休み明けよりも暑さのほうに原因があるんだろうけど。 なんなんですか、この暑さは! 会社に着いた時点で、体力ゲージ残り10% 。 これで仕事をしろっていうのは無理がある(やるけ…

ニッポン硬貨の謎 エラリー・クイーン最後の事件

エラリー・クイーンが来日した1977年。 日本では連続誘拐殺人事件が勃発していた。 ひょんなことから事件にかかわったクイーンはその事件を執筆したが、 その作品が発表されることはなかった。 その作品、「The Japanese Nickel Mystery」と題された未発表の…

チルドレン

家裁調査員である陣内。 彼は理屈にならない理屈で人を困らせ、自分の発言に責任を持たず、 30過ぎてもバンドをやっていて、何でもかんでも決めつけてかかる 性質がある。 そんな迷惑な人なのに、いつしか彼のペースに引き込まれてしまう。 陣内と一緒に巻き…

レイン レイン・ボウ

知寿子が死んだ。 高校時代のソフトボール部のキャプテンからそんな連絡があった。 久しぶりに仲間と会う場が通夜とは・・・・・・。 久しぶりに出会ったことで、動き出す展開。 知寿子が死んだのは私のせいかもしれないと思う美久。 知り合いの作家から聞い…

暑い暑いと思ったら梅雨明け?

そんなニュースを Google News で知ったり。 さすがにこの猛暑の中、読書モードを貫くのは大変だった。 そろそろ冷房入れたいところだな。 といいつつ、ここ 2年ほど自宅で冷房入れてないですが。 どうも、あの冷房ってのが体に合わなくてね。 とはいえ、暑…

てるてる あした

お金の管理にずぼらな両親。気がつけば借金にまみれた家計。 ようやく高校に合格した私の入学金すら払えない始末。 そして夜逃げする両親。私は母の遠い親戚へ預けられることになった。 そこはささらという町の、鈴木久代さんの家だった・・・・・・。 「さ…

シフト 世界はクリアを待っている

眠るとその世界へ「シフト」する。そこは現実とは異なるファンタジィな世界。 その世界で何日過ごしても、現実世界では一晩でしかない。 いつしか自身の能力を生かし、人々と協力し合い生きていくことになる。 目が覚めるまでの(そして次に眠るまでの)異世…

殺人小説家

小説家であるホーギーの本へ差出人不明の封筒が届いた。 それはホーギーへのファンレターと小説の第一章。 そのセンスと才能に驚いたホーギーだが、さらに驚いたことに、 小説の内容と同じ殺人が現実に行われていたのだ。 やがて、小説が送られてくるたびに…

暑くないですか?

気のせいか筋肉痛になってるんですが。 本の整理しただけでこれですか(しかもほとんどしてないのに)。 運動不足にもほどがあります。 ここまでくると、毎日の通勤がどれほど体に負担をかけているかよくわかりますね。 そういえば、ついに我がマンションも…

A君(17)の戦争 4 かがやけるまぼろし

もうすぐ学園際。 なぜか実行委員長に任命された僕は、彼女であり生徒会長であるほのかとともに、 忙しい毎日を送る。 そして高校生で小説家としてデビューした僕は、忙しい合間を縫って小説を書いている。 「僕たちの戦争」という小説を。 でも何か違う。こ…

エイベックス、iTunes Music Storeに楽曲提供を決定

一番最初に CCCD を出した会社が一番初めに提供するのか。 なんか不思議な気分。 ま、iTMS で曲が買えるなら嬉しい限りだ。 いつから始まるんだろう。1曲100円とかならいいんだけどなあ。 と思ったら、Yahoo!ニュースの記事では、1曲210円だとか。 たけぇよ…

本棚の整理

朝起きたら 9時半過ぎてた。思ったよりも疲れてたみたい。 まあ致し方ないこと。 寝不足なのか寝すぎなのかよくわからないけど、頭がぼうっとする。 しかたないので体を動かすかと本棚の整理。っていうか把握。 作成中のdeltazulu の本棚に、データを追加し…

重力ピエロ

弟の春からの電話は驚きだった。 「アニキの会社が放火されるかもしれない」 そして会社のビルが放火された。幸いボヤですんだけど。 似たような放火が連続する中、弟の春が見つけた規則性。 それは放火の前に、近所の塀に落書きが現れることだった。 癌で苦…

久々の飲み会

うちの部署と隣の部署との合同。といっても 7名ですが。 何ヶ月ぶりだろう。 ま、僕は相変わらず飲まないわけですが。にもかかわらず具合悪いわけですが。 飲まないでも吐ける人間ってどうよ?今日は吐かなかったけど。 飲んでると、まあそれなりの話が出て…

芥川賞に中村文則さん、直木賞に朱川湊人さん

興味があるのは直木賞ですが、朱川湊人「花まんま」が取りましたか。 誰だか知らないと思ってたらデビューして 2年しか経ってないの? どーりで。 日本ホラー小説大賞短編賞も取ってるらしいので、好みに合うかもしれない。 ちょっと読んでみましょう。 ちな…