2010-10-01から1ヶ月間の記事一覧

中の下! ランク3. 中の上に踊らされるオレ

「わたしのことを本当に友達だと思ってくれているなら、追いかけてこないで欲しかった」 そう言った彼女の顔は、せつなくゆがんで泣きそうだった。 「このままじゃ、わたし、瀬木くんのこと好きになっちゃう」 面白かった!男の子と女の子たちのドキドキして…

銀の海 金の大地(3)

「憎んではいけない、真秀。真澄は、あなたの魂に共鳴する。しかし、真澄は神々に愛された者だ。本来、憎しみとは無縁の者です。彼に、憎しみを覚えさせてはいけない」 日子坐の裏切りや御影との出会いなど、語られる過去の話が切ない。知ってしまったが故に…

2010年10月20日の日記

「風邪引きました?」と言われるぐらいには、声がおかしいです。 職場の寒さが異常すぎるので、そろそろヒートテックと名のつくものを用意しないといけないなと思いながら仕事してたら、ぼうっとしてきて……仕事のメールを同じ人に三回も間違えて送ったときは…

生徒会の九重 碧陽学園生徒会議事録(9)

「その、さ、サンキュな、深夏」 「あ、ああ」 「……」 「……」 「か、勘違いすんなよなっ!あたしはただ、お前が好きなだけなんだからなっ!」 「どういうこと!?」 卒業間近という寂しさを漂わせながら、いつもどおりの楽しい会話も見せてくれました。バレン…

失恋竜と契約の花嫁 誓いのキスをもう一度

「何やってんだ、俺は?」 我ながらどうかしている。 (あのチビが、あんな急に……あんな姿で現れて、驚かすから悪いんだ。チビの分際で) 最終巻でも失恋竜だったりしますが、最後はみんなでハッピーエンドでした。フィーナとラースの、甘い甘いやり取りを目…

2010年10月19日の日記

具合悪すぎ。 目が覚めたときから、むかむか来てたんだけど、電車に乗って悪化。職場についたら極寒。だるい、やばい。午前中は何とか我慢してお仕事。午後になると少し楽になったけど、以前アレなので昼ご飯は食べないことにする。おかげで本を読む時間が増…

銀の海 金の大地(2)

「真秀とかいったな。二度と、おれの前をうろうろするな、殺されたくなかったら。おまえは滅びの子だ。禍つ子だ。闇と死を背負っている」 本人の意識は変わっていないのに、美しさが目立ち始めてきたことで、周囲の男たちの反応が変わっていく始まりは、ドキ…

薔薇のマリア Ver1 つぼみのコロナ

「こいつはいい剣だ」 レニィは剣を鞘に納めて、コロナに押しつけた。 「誰がなんと言おうと、お前がそう信じるなら、俺も信じてやるよ」 騒動を起こすけれど、常に明るいコロナの過去は、とても胸に痛かった。面倒だと思い、それでも傍に居続けるレニィの姿…

2010年10月18日の日記

今日は職場で異動してきた方の歓迎会がありました。周りにいるおじさまたちは、飲むのが好きな人たちですから、いそいそと定時で上がっていきましたが、こちら仕事が……さすがに参加せざるを得ないので、途中で切り上げていく。行ってみたら、まあなんだ、み…

織田信奈の野望(3)

忘れるな。絶対に忘れるな。 この国が、この世界にいま必要としている人間は信奈なんだ。 ここで終わるか!と読み終わったとき言いたくなりました。こんな涙じんわりなものを見せられるなんて思わなかった。浅井長政とお市の婚姻は、意外な形でうまく言って…

銀の海 金の大地(1)

「あそこはもう百年も二百年も昔から、同族としか結婚しない。一滴も、他の血をいれてない。いくらなんでも、血が濃すぎるさ……」 「血が……濃い?」 「ああ、だが美しい。男も女も、秋には金色の稲穂が波打つ佐保郷も。あれは、古いヤマトの神々が、とおい昔…

2010年10月17日の日記

きょうもきょうとてお家で一日過ごす。 腰痛いの。もう椅子買う、絶対買う(何度目かの決意) やってることは昨日と変わらないので書くこと無いですが、つぼこさんの感想見て手に取った「弱虫ペダル」が、めっちゃ面白かった!なんで僕はせめて、もう数冊買…

クインテット!(3)

「確かに初めのうちは、俺にとっても祭りだったよ。毎日毎日クソうるさくて、クソ騒がしくて、いい加減終わってくれねぇかなって思ったりした」 「うん」 「だけど、今は違う。今の俺にとっちゃ、あれが日常なんだ」 面白かった!五人の女の子が傍にいる、賑…

2010年10月16日の日記

朝起きたら10時近くて、寝過ぎだと思った。今日もやることがいっぱいあるのに…… ま、どうせだったらと昼ぐらいまで本を読んで、ご飯食べてからスタート。 途中寝てた時間もあったけれど、とりあえず自分で設定したノルマは達成したので、良しとする(むしろ…

死神姫の再婚 五つの絆の幕間劇

「分かりました。ティルナード様、こちらに来て横になって下さい」 「え?」 「初夜の作法を知りたいのでしょう?服まで脱げとは言いませんが、あなたのその知識量では、言葉で説いても理解できないでしょうからね」 「そ、それはまあ、そうだろうけど……」 …

薔薇のマリア(4) LOVE'N'KILL

僕は、無力で。 役に立たなくて。 所詮、みそっかすだから。 そんな、僕を。 「くっ!乱戦になったら、いくらボクでも……!マリア、いったん逃げるョ……!」 僕を、抱えて走っている。 僕を、守ろうとしている、なんて。 バカだ。 面白かった!圧倒的な力を誇…

2010年10月15日の日記

ようやく辿り着いた金曜日。おかしいな、連休明けだから四日しか出勤していないはずなのに、なんでこんなに疲れてるんだろう。 まあいいです。週末は引きこもってゴロゴロしながらやることやって、あわよくば本読む。そういえば、「マルドゥック・スクランブ…

シー・マスト・ダイ

「チョット思ったんだけど、志水はこのクラスで一番、測定値が高いんだよね。ううん、あたしの記憶が違っていなければ、志水の測定値は学校でも一、二番を争っていたはずだよ」 蔦が勝ち誇った口調で続けた。 「だからさ、志水が例のターゲットだって可能性…

鏡の国の女王陛下

「魔法の鏡をのぞいたあなたは、もう、どんなことにも耐えられる。あなたも、そろそろ、自由になる時が来ているからよ。亡きお父上に縛られるのではなく、あなた自身の冒険に乗り出す日が遠からず来る。その時が来たら、迷いなく船出するのです」 しっかりも…

2010年10月14日の日記

最近家で本を読む暇がないのに、頑張って感想書いたりしてるから、凄い疲れて目覚めるんだけど、よく考えたら、だるくて朝起きるのが辛いのは、職場の冷房のせいだった。マジもう冷房を入れるのやめようぜ。 ぽんぽんぺいん!今日は他に書くこと無いな……そろ…

ハロー、ジーニアス

「焼けるように暑かった夏休み最後の日曜日。僕は見たんだ」 何を、という高行の視線を受け止めて、海竜王寺は嬉しそうに言った。 「空を泳ぐ魚―僕は、あんなに美しいものを初めて見た」 面白かった!無邪気なやり取りの中に隠された思いにきゅんときて、応…

子守り魔王と姫騎士団長 〜緑眼の咎人〜

「アルベルトが、なぜ!?彼が何をしたっていうんです!」 摑みかからんばかりのクレアに、ルシオは「なぜって」と喉を鳴らすように笑いをこぼした。 「民衆を扇動して内乱を企てたって咎で、さ」 クレアの格好よさったらないな!そりゃ副団長もね(ニヤニヤ)…

2010年10月13日の日記

左の前腕が筋肉痛になってる。えーと……何かやった記憶にない。 つい最近身体を動かしたと言ってもせいぜい……いや、まさかボドゲで何か起きるわけ無いよね。うん、ましてや二日前だし。気のせい。きっと寝てる間に、何かと戦っていたに違いない。先週ぐらいか…

薔薇のマリア(3) 荒ぶる者どもに吹き荒れろ嵐

「信じてくれなくても良いけど、僕にもわかるんだ。何で自分は生きてるんだって思う気持ちは、わかる。だから、僕のことを責めてくれてもいい。僕を恨むなら恨んでもいい。でも、自分を殺さないでよ。自分が生きてることは、認めて、許してあげて欲しい」 す…

断章のグリム(13) しあわせな王子・下

「<異端>はいつでもここにいるんだ」 神狩屋は、顔を伏せたまま。 「ここにいる僕らの誰がなっても、おかしくないんだ」 今回の惨劇はひどい。→ 感想

2010年10月12日の日記

頭痛で目が覚めた午前三時。僕が何をしたというんだ。 寝てしまえば何とかなると頑張ったんだけど、これまで何度となく経験したとおり、意識すればするほど眠れなくなる常。結局午前三時から一睡もせずに起床時間を迎えました。会社行く前だけど帰りたい気分…

子守り魔王と姫騎士団長

「そう何でも、己だけで背負い込むな。一人ぐらい、お主が『頑張った』ことを労う者がいても構うまい?」 この人は。 (ああもう、本当に、魔王のくせに) どうして、こんなに、調子が狂う。 魔王登場シーンでやられた。もうあれだけで満足です。恋模様もニ…

ヴぁんぷ!(5)

「さてはて、白馬の王子ならぬ、黒蝙蝠の城主様は……見事人間のために駆けつけることはできるのかな?僕が語るに足る展開になると良いのだけれど……一体今頃、どこで何を思っているのやら」 「せめて、島の異常と恋人の危機には気づいていれば良いのだけど」 …

10月11日の日記

朝8時までに起きられたら、ボドゲ前に豆本カーニバルにいこうと思ってたら、余裕で起きたので、東京古書会館へ足を運ぶ。 どこだかわからないうえに、おおざっぱな地図しか持っていかなかったけど、大丈夫だろうと思っていたら、とても遠回りして、おかげで…

はい、こちら探偵部です

「だがもう安心したまえ。ボクを誰だと思っている?探偵界にこのひとありと言われた探偵なんだよ?これからはきみにかけられる濡れ衣はボクがすべて晴らしてあげよう。それが探偵に課せられた使命だからね。この事件も今日中に解決する。いいや、むしろいま…