2011-05-01から1ヶ月間の記事一覧

2011年5月11日の日記

本日は雨降りさん。 朝、家を出るときは、やんでいたので、駅まで持てばいい、とダッシュした途端に雨が降ってくるとかもう……気温は低くとも、湿度は高く、電車内は蒸し暑かったですが、そんなことが気にならないぐらい「マルドゥック・フラグメンツ」が面白…

ばらばら死体の夜

「……閉ざされた庭、って意味なんだってさ。パラダイスって。パラダイスって聞くと、つい酒池肉林とか金ピカのエル・ドラドとか夢が何でも叶う場所のことかと考えちゃうけど」 (略) 「でも、もともとの語源は、閉ざされた、庭……ちいさくって、なんにもなく…

100万ドルの魔法使い

「きみはまったく強欲な魔女だ。僕の心を盗むまで満足しないんだ。魂を……僕の愛を手にするまで」 100年前からタイムスリップしてきた魔女の女の子が可愛くて可愛くて。魔女であることを隠しながら、こちらで出会ったお金持ちと駆け引きして……お互いの気持が…

2011年5月10日の日記

朝から気温が高かった。ちょっと動くだけで汗ばんだので、電車はどうなるかと思ったら、途中から冷房が入った。いや、さすがに冷房入れられると寒いんですけど……と思ったけど、目の前の人が汗だらだらだったので、何もいえない。でも、電車はまだいいんです…

半魂香 まどろみの巫女と<守護者>(上)

「わたしは、生きる者のために死者を呼ぶんだ。未来へ歩いてゆけるように」 すぐ傍にいながら届かない距離という思いも、随所に感じられてきゅんとなる。生者と死者を橋渡しすることで、生きる力を呼び起こす一族が、武力によって勢力を伸ばしてきた一族と出…

公家武者 松平信平 狐のちょうちん

「信平様は、ほんとに欲がないのですね」 「武士は上を見なければ駄目だと善衛門は申すが、麿は腹いっぱい御飯を食べて、夜はぐっすり眠れたら、それでよいのじゃ。上を目指せば人を傷つけ、また傷つけられもするからな」 これは楽しかった。公家らしい気品…

2011年5月9日の日記

月初めとか、たまに朝礼があるんですが、始業10分前に課員が全員そろうのはマレな我がチームでございます。今日の朝礼も僕一人でした。べっつにー。 それにしても、人が減って忙しくなったうえに、上の人が変わったことで、こうしていくぜ!と改革始めてくれ…

魔石の伝説(4) エイビニシアの虐殺―「真実の剣」シリーズ第2部

「そんなに迷子になりたいのですか、リチャード」 「ぼくはもう迷子だよ、シスター」 リチャード、ゼッド、カーラン、共に大変な旅路になってるけれど、これから一番きつくなるのは、カーランじゃないかしら。ミッドランズで起こっている悲劇を食い止めるた…

クォンタムデビルサーガ アバタールチューナー(1)

「そのうちの一人が、逃亡する際に妙なことを口走っていたそうだ」 ゲイルは先を続けた。 「『喰わないでくれ』、と」 掟に従い、機械的に戦ってきた者たちが、アートマと呼ばれる印を受けて、大いなる力を得た代償として、異形への変貌と他者を喰らいたいと…

2011年5月8日の日記

今日はいたって普通の休日でした。「この暑いのに布団かぶって本を読んでるなんて!」と言われたけど、暑いのは外であって、家の中ではありません。といっても今日はそれほど読書はしていないです。昨日読んだ本の感想を書いていたら、半日過ぎちゃったので…

風にもまけず粗茶一服

「たしかにあったら便利やけど、なかったかて、人間には知恵ちうもんがあるやろ。不便やなぁと思たここからがあんたの勝負や。ぼけーっとしてたら、ほんま飢え死ぬで。ここを生き抜いてこそ、初めて文明人面できるんちゃうか」 おお、遊馬が成長してる。相変…

ささみさん@がんばらない(3)

「負けないよ」 これまで、わたしを守ってくれていたみんなと、こうして敵対するのは不本意だけど。今回だけは。 意地でも、わたしは、がんばらない。 がんばらないといいながら、ささみさんが頑張ってました。一度は失った母と向きあい、まっすぐな言葉で理…

2011年5月7日の日記

寝不足がたたってだるかったので、昨日は23時前に寝たというのに、午前3時に目が覚めるとか信じられない。昨日以上に寝不足。しかも二度寝ができない。1時間ぐらい布団でうだうだしたけれど、どうにもならなかったので、昼間寝ればいいやと起きる。っていう…

魔石の伝説(3) 魔道士の務め―「真実の剣」シリーズ第2部

「誰があなたを死の運び手と呼んだのです?」 「誰も。ぼくが自分でそう名乗ったんだ。それがぼくのしていることであり、それがぼくという存在だから。ぼくは死の運び手だ」 エイディの過去がやりきれない。力があるというだけで……というのをみると、魔道士…

タロットは星を導く フォーチュン・オブ・ウィッカ

「これは、全部自分に使うんです」 「自分に……不幸の呪具を使う?お前、変態か?」 「へっ!?変態じゃありません!変人はよくいわれるけど」 幸運体質の女の子と不幸体質の青年コンビの活躍が面白かった。っていうか、この対策室は、癖のある人が多くてニヤニ…

2011年5月6日の日記

目覚ましがなる前に、目が覚める男・でるたです。超ねむい。 考えてみたら、朝の巡回等を無くせば、あと1時間は眠れたんだよなあと思ったけど、それで満員電車に乗るのもアレなので、いいです。みんなもっと五月病になればいいのにと思いながら、ガタゴト通…

わたしの黒い騎士

「最初は本当に怖かったもの」 「今はどうだ、ジル?」 「あなたの腕のなかほど安全に感じるところはないわ」 勘違いからすれ違っていたふたりが、ちょっとずつちょっとずつ、一緒になっていく様子がとてもよかった。結婚してから妻を篭絡しようとたくらむ旦…

先生の隠しごと 僕僕先生

「あなたが待っているから、先生にはあなたという帰る場所がある」 「俺が?」 「大切な人が迷って揺れている時は、一緒に揺れてはだめ。大樹のように動かず、その人がもたれかかれるように。雨風が吹きつけている時には、その枝で覆ってあげられるように」 …

2011年5月5日の日記

連休最終日。明日有給入れれば良かったと、目を覚ましたときに思ったのは、めっちゃ寝坊したからです。いや、なかなか寝つけなくて、本を読んでたら一冊読み切ってしまってですね……まあいいや。 明日一日出勤すればまた休みだと思いながら、読書に励んでた。…

エージェントコード 〜恋の陰謀は執筆のあとで〜

「あんたなんか必要ないんだから!」 「人前で唇を奪われたくないなら、そんな可愛い顔をするのは止めてくださいね。色々自制できなくなったらライザのせいですよ?」 「なんでわたしが起こっているのに、そんなふざけたこと言うわけ!?」 「ふざけてるんじ…

桃の侍、金剛のパトリオット

「ふん……愛国心か、聞いて呆れるな」 モモは鼻を鳴らして、相手を見据えた。 「お前の愛国心は、己の歪んだ欲望を、国などという得体の知れぬものにかこつけているだけ……真の愛国心とは、国を愛する心ではない。人を愛する心だ!」 戦争に向かう時代に、日本…

2011年5月4日の日記

だいたい昨日と同じ一日を過ごした気がする。あ、ちょっとだけ本の整理を……あれは整理じゃないか。読みたいのに行方不明になっている本を探すために、積読山脈の一角を崩して、ハーモニーとかを掘り出しました。今月はこのあたりの本を読み崩していこうと思…

魔石の伝説(2) 光の信徒―「真実の剣」シリーズ第2部

「でも……きっとぼくらにできることがあるはずだ。それを食い止める方法が」 「ぼくらですって?」ショータは彼の胸を指で突きながら、金切り声をあげた。 「あなたよ!あなただけなのよ、リチャード!あなただけ!あなただけがこの事態をなんとかできるの!」…

2011年5月3日の日記

目覚ましをセットしっぱなしだったことを後悔して目覚めましたが、疲れていたのか二度寝余裕でした。っていうか、何の予定もなかったからかな。二度目に起きたのは9時近く。いくらなんでも寝過ぎだろう。 全日に考えていた今日の予定がずれてしまったので、…

レディ・マリアーヌの恋人

「なるほど……だが、残念だったな」 譲らない強い決意を込めて、ロベルトはカイルに告げた。 「俺は虫除けや、偽りの恋人では終わらん。あいつに一番近い男の座も、奪ってみせる」 ニヤニヤが止まらない。ロベルトの甘い言葉に浮かれそうになるたびに、マリア…

2011年5月2日の日記

今日はお仕事。他の人は休みですが、部署に一人ぐらいは出ておいたほうがいいよねという流れと、じゃんけんという……まあいいでしょう。 TLでは10連休という文字が飛び交っていたので、電車空いてるかなと思ったけれど、そうでもなかった。いつもとあまり変わ…

レッド・アドミラル 新艦長は嵐を誘う

「私は、あなた以外には弱音を吐きたくない」 「自信を持て、ロディア。お前は強い人間だ。自分が弱いって認められるくらいに、強い。俺はここにいる。お前を、信じてる」 今回はいろいろすごかった。ロディアさんが男前過ぎてやばい、まじヤバい!ジタバタ…

2011年5月1日の日記

まひさんが鯛焼きを食べたいと言うことで、ガイドブックに載ってた鯛焼き屋さんを目指しつつ、上野をぶらぶらしようという計画を、まひさん、ことひとさん、僕の三人で実行しました。強風だったけれど、雨は降ってないし、まずまずのお天気かなと思ったけれ…