「泣かしちまった……幼女を泣かしちまったんだよ、あんたら……あれだけ言ったのに」 「いや、だって、コイツラ放っておいたら――」 「幼女を泣かしちゃダメなんだよ、この村じゃ……神隠しにされる！」 村おこしにTKB48とかいって幼女アイドル軍団をもってくると…

しかし万里の胸は、これまでのどんな瞬間よりも、どんな顔の加賀香子を見たときよりも、強く締めつけられたのだ。何ごともなかったふりで、一応笑い返しはした。 本当に友達でいるのなら、あってはならない痛みだ。 なんて甘酸っぱいんだろう。振られた相手…

ファミ通新人作品を読み終わっても、話し合いたいとか言われたことがないでるたさんが通りますよ。朝起きたらいつもよりだるくて、あれっと思いながら熱を測ったら 37.8度。無理すれば無理できるけど、無理することもないかと休むことに。気づいたら結構な時…

「頭下げるときはタイミングがあんだよ。いつでも頭下げんな。頭下げていいのは下げても誰も嫌な気分になんえー時にしろ、下げた奴も、下げられた奴も。今は違う」 ノリはそのままで、一見単純な構造に思えた事件が、だんだんと複雑になっていって、絡まった…

目には目を。歯には歯を。残酷さを見せつけられたなら残虐を返してやろう。落ち込んでいてもなにもならない。おれらにできるはなむけ。 もう無力に諦めるのは終わりにしたい。それがポーズでも、がらんどうでも。 アリスを、アリスの生を取り返すために。 退…

4月に入ったら新年度ということで、部の飲み会があったりするわけですが、なぜか月曜日が予定されてる。そういえば、前回もそうだったなあ。なんで週明けの一番忙しい＆僕の具合が悪い日にやるんだろう。とても行きたくない。でも全員強制参加だから、うがー…

「わたし、魔法使いになってから、ずっと思ってたんですよ」 涙もろい彼女が、名気ながら拳を突き出し返す。 「神さまってひとを、ぶん殴ってやりたいって」 これは、奇蹟のお話だと思いました。本当に凄かったです。っていうか、凄かったとしかいいようがな…

「あの、変だと思うかもだけどさ、けっこうマジな話で。信じてくれないかもしれないけど」 俺も執拗に茶化さない。ようやく決心したように、香澄が重い口を開く。 「最近あたし、色んなところであたしに遭うんだ」 幼馴染みの女の子がドッペルゲンガーをみた…

朝起きたら目が痛い。そんなに酷使したっけ？と思いながら仕事にいったけれど、もしかして：ものもらい 触らなければ平気だけど、痛みの元が下まぶたの内側なので、まばたきすると鈍い痛みががが。コンタクトじゃなくて眼鏡にすればよかった。 明日になって…

「今までさんざん怖がってきたはずだ。自分の虫や、他の虫憑きの虫にな。虫憑きになったせいで苦しんで、痛い思いをして、辛い目にも遭ってきた。もういい加減、ウンザリしてるだろ？」 「その原因の一つが、目の前にいるんだぞ」 「今は――怒る時だぜ」 霧に…

「オディルが転任しないといけなくなったのは、わたしを狙った陰謀のせいだ。わたしはオディルに迷惑しかかけてない」 「彼女はそんなふうに思っていないだろう」 「だからこそできるだけのことをしたいんだ。大好きなオディルなんだ」 ややしてカノンはため…

昨日の夜は、いろいろな青春自慢が聞けました。きっと大丈夫だ（何が）。そんな寒いことをしていたら、三月だと言うのに雪が降ってくるぐらい寒くなって、大変困りました。 寒いと言えば、ぜんぜん関係ないんですけど、ラ管連にスーパーアイドルが登場したん…

「魔界を救うには、アンタの力が必要なんです！どうか力を貸してください！」 「いや滅べよ」 脅迫されて悪魔と契約して魔法少女になって、神族と戦う女の子のお話。エグい話になりそうなところを、可愛い女の子のハイテンションで明るくなってた。→ 感想

「そりゃ健太郎と違って、俺はケンカなんて弱いですよ。健太郎も強いってわけじゃないし――だけど」 「何もできないのと、何もしないってのは違うと思うんです」 死神姫になつかれて、サザンアイズでいうところの无になっちゃった少年たちのお話。ちっこく無…

いつもよりやや遅く起きた。今日は本の整理をしようと意気込んでいたのに、身体はそう思ってくれなかったみたいです。 それでもやらないとと重い腰を上げて、足の踏み場が無くなるぐらいごっちゃりしてたら、肝心の処分用ダンボールが足りねーでやんの。三箱…

「御子様が人に戻りになるのって、どういうときなんでしょうね、いったい」 それがはっきりすれば―そう思って、神流は台与に問いかけた。 「台与姫様はご存じですか？御子様からなにか伺ってらっしゃいますでしょうか？」 その問いには、ひどく長い間があい…

「私は誰を処分すればいいのですか？」 「この世で最も言霊に愛されている少女と、その取り巻きだ」 設定とか展開とか面白いんだけど、物足りなさのほうが目立ったかな。もうちょっとで面白くなりそうなんだけど、何か足りない。→ 感想

三月だというのに寒いので、布団でぬくぬくしながら本を読んでいました。至福の一時。 それしかやってないので日記に書くネタが……昨日から読んだマンガと本の感想でいいか。マンガの中で一番面白かったのは、山風短(2)の「剣鬼喇嘛仏」山風短(2) 剣鬼喇嘛仏 …

「理屈や正論は他人を黙らせるだろう。上手く組み上げれば組み上げるほどにな。だがその正しさは同時に、自分の気持ちをも黙らせる力を持っているのだ」 「何を急に―」 「そして、自分の組み上げた論理で自分の気持ちや誇りを押し殺す人間は、この上なく無様…

「……私は渡し。因果を解くのは仕事」 「そうね」 「買収には応じない」もう一度きっぱりと言い。 「だから、これは人助けというやつだ」 ホラーテイストが強くてドキドキ。でも、言葉が通じない霊にも、想いがあることが見えるから、ホッとなる。話が進んで…

今週に入ってからKalafinaばかり聞いていたら、五日目にしてMarchen禁断症状になった。なにこの中毒……＼見よ！嗚呼この喜劇を！／葵さんから教えてもらった献本スパムの記事を読んだ。面識が無い個人から献本をいただいたことがある身としては、必要以上に不…

「秘密というのは、心に抱えていれば抱えているほど、苦しくなるもんじゃろう？一人だけ、自分だけ、寝ても覚めても考える」 懐かしい目をして、スーじぃは続ける。 「それを思えば、あの煙草を吸ったのがわしだけでなくて良かったと心底思ったものじゃ。わ…

「けれどね、エルレインさま。わたくしはアレックスの母親でもあるの。だからこうなった今、お願いするためにあなたを呼んだの。アレックスは、長くはもたないかもしれない」 エヴィータの瞳の奥で、隠しきれない感情が揺れた。 「エルレインさま。考え直し…

平和さんのはてスタなんて見てる暇はないんです。iPad2もいいけど、個人的には、iOS4.3のほうが気になる……と思っていたのに、帰宅してからKeynoteを見ていたら*1、めっちゃ欲しくなってきた。やばいな。 完全に一致には笑ったけれど、動画を見るとかなり良い…

雪姫が消えたのは、翌日のことだった。 閉ざされたボロ屋から一ヶ月、外へ出て行けないというバイト模様を描くお話。演劇サークルの人間模様と少しずつ見えてくる歪みから……というあたりがドキドキもの。それは気づけないよというトリックなのにだまされたと…

「馬鹿犬のー、ちょっと胃とか、見てみたいー♪」 「ちょっとで済むかぁー！！」 「何よ、ちょっと切るだけよ」 「切ったら死ぬんだよ！」 「ちょっとKILLだけよ」 「誰がうまい事を言えと！」 凶暴な女の子に、反抗しては謝る男の子というパターンが基本で、…

陛下の舞台挨拶ぴあのプレオーダが始まっていると鳩の人が教えてくれたので、ポチッとしてみた。決選の金曜日は来週です。 window.twttr = (function(d, s, id) { var js, fjs = d.getElementsByTagName(s)[0], t = window.twttr || {}; if (d.getElementByI…

「大丈夫です。彼と仕事をしたからといって、ユウキ君の法力が否定されることは絶対にありません。なにしろ彼はいっさいの術も法力も使えないんです。なぜなら」 孝元は意味ありげに笑った。 「彼は九條湊。零能者と呼ばれる男です」 怪異と立ち向かう人たち…

「では、わたしが言おう。ガブリエラ団長は、姑息と不意打ちと卑劣な騙し討ちにおいては当代随一だと。その黒さは虚無よりも黒く、その深さは深淵よりも深いと。だからみんなは、安心して作戦に従事してほしい」 「副団長……最低」 「さぁ、団長、今回もその…

今日はやることなすこと裏目……とまではいかないけれど、うまくいかない日だった。けど、本を読めば、あっという間に戻る程度の機嫌です。 そういえば、先日ストレスと向き合いましょうみたいな研修があったんですが（部内全員強制参加）、ストレス解消方法は…