2009-10-01から1ヶ月間の記事一覧
「なんてよりにもよって俺なんだ。他にもまともな人間はいっぱいいるだろう。俺なんかにつきあうから、こんな夜中に海の上を走り回ることになる」 「知らないわよ」 葉桜は拗ねたように言った。 「自分でもひどい選択だと思う。でもしょうがないでしょ、あな…
中学時代までの話はこちら。 中学時代はほとんど本を読まずに過ごして、再び本に戻ってきたのは高校の頃。きっかけは、たしか友人から本を借りたこと。高校二年も終わる頃の修学旅行で、友人が「創竜伝」を貸してくれたのです*1。これが面白かった。創竜伝(1…
朝、起きて、頭のふらつきはないかなと思ったら、お腹がやばかった。なんなんだいったい。 やっぱ風邪なのかなと思いつつ、トイレに篭るなど。家を出るのが不安だったぜ。出たらでたで大丈夫だろうとたかをくくっていたら、愉快なサザエさんよろしく財布を忘…
そしてこれが。 いずれ姫乃宮において『お嬢様の中のお嬢様』『黄昏色の姫君』『姫乃宮の最終兵器』などと呼ばれることになる小春原日和の、お嬢様への道の最初の第一歩だったんだよ。 地味な少女がお嬢様学校へ入るために努力するお話。ベッタベタなんだけ…
「……そう、じゃあ、キミたち。……昴を賭けて、私とバスケで勝負できる?」 昴を賭けての幼馴染VS慧心。後半に入ってからのバスケ展開はやっぱりいいな。個々の力ではなく、みんなで戦う結束力もそうだけど、ヒール役を演じながら、少女達の足りないところを指…
あこやんが読書遍歴を振り返ってる。 読書遍歴を振り返ってみる(1) - never cry 読書遍歴を振り返ってみる(2) - never cry 読書遍歴を振り返ってみる(3) - never cry 読書遍歴を振り返ってみる(4) - never cry 続きがとても楽しみ。それにしても、よ…
昨日の夜から目眩がしたりして何が何だか。最近寒くなったりしたから風邪でも引いたのかな?そのわりに熱はないようなので、原因分からず。ふらふらしてたので、たっぷり昼寝したというのに、ほぼ定時ぐらいに寝れてしまったんだから、やっぱり具合悪かった…
「傷とは、つまり欠落です。大切なものが欠け落ちてしまった心の穴です」 スカイ・レイカーがぽつりと答えた。 「空疎な穴を抱えて、怒るか、恨むか、絶望するか。あるいは再び高みに手を伸ばすか。その選択が、アバターの有様を決める」 「手を……伸ばす?」…
「真冬も覚えてる?」 「……なにを?」 「いつ、どうやって直巳のこと好きになったのか」 「そ、そんなのっ」 ついに真冬は椅子から立ち上がってしまう。暖炉の前まで行ってかがみ込み、火に見入る。 「……忘れるわけない」 拍手してたらアンコールに出てきて…
三連休といってもやることはいつもと変わりなく、本を読むばかり。こういう日って、特に書くことがないな……。 明日はもうちょっと何かする。本の整理とか本の整理とか本の整理とか。そういえば、iPhoneのOSアップデートしてから、スリープから復帰しないブラ…
「本当に元気になったな。むしろ、嵐の前より生き生きしている感じだ」 「そう?」 「なぜだ?ワインのせいだけではないだろう」 「俺を必要としてくれる人がいるからだ……と思う」 カイトは恥ずかしそうに目を伏せた。 「なんか、キザな言い回しだけどね」 …
でも、あと二月しかないと思ったら、そうせずにはいられませんでした。 あの人と会えるのも、あと何度のことでしょうか。 私が王に嫁ぎ、子を産んだら、あの人は任を解かれる。<鍵>ではなくなる。 そうなれば、もう会えない。 生まれたときから嫁ぎ先が決…
ようやく一週間が終わった。台風というか雨ばかりだったので、いつもより疲れた気がする。明日から三連休なので、ぐったりしよう……と思ったけど、本の整理しないとなあ。明日には古本市場からダンボールが届く予定なので。 とか言いながら、電撃新刊読みまく…
「もうフォスター&モークリーをアニンシアにのさばらせたりはしない。セリーナやシュターミッツ子爵の好きにはさせないわ!紅茶で勝負するの。あたくしは負けなくってよ!フォスター&モークリーが、子爵がどんな卑怯な手を使ってきたとしても、絶対に屈し…
「黒髪だけ?黒髪限定の美しさなの?それを言ったら私だって、あなたのその金の髪を最初からずっと好きだったわ。本当に触りたかったもの」 「触ればいい、好きなだけ。今は俺はおまえのものだ。おまえも今は俺だけのもの。本来の神族の規律には反することだ…
台風の影響で、いつもなら1時間あれば辿り着く職場までの道のりに、3時間半かかった。今日は会社に行ったということだけで評価されてもいいと思う。 疲れきったので今日は早く帰ろうと思っていたのに、定時間際に会議が入るとかありえない。しかも対した案件…
「あそこに ― 玉座に、法皇猊下はおられませんでした」 「― 偽物だったと?」 「そうです」 「では、本物は」 「あの場におられました、司祭の列のなかに」 シーカの望みはとても平凡だけど、彼女の背負うものを考えると困難だよなあ。胸が痛くなるものがあ…
「担当命令よ!孝一くん、明日から徹底的に『萌え』の魅力を特訓してあげるから!」 『萌え』の特訓って、どんなの……? 不安顔の僕の前で、萌花さんはニヤリと不敵な笑みを浮かべる。 「萌え死んだって、知らないんだからね」 ライトノベルを書こうとしなが…
今日はうっかりミスが多い、グダグダな一日だった。明日いろいろ確認しないとなあ…… 明日と言えば、どうやら明日の通勤時間ぐらいに台風がやってくるらしい。どうせなら休みにしてくれればいいのに、「各部署の判断で」とか曖昧にされると、普通休ませたりし…
「なんだかよく分からないけれど、いろんな意味で尊敬するわ、あなたのこと。ずっとこのままでいるんでしょうね。一生」 「同情はいらぬ」 「そんなっ!あなたから同情がなくなってしまったら、なにが残るというのっ!?」 なんてくだらない話……と思いながら、…
「彼女と話したいことは、たくさんあります。……ですが、今夜は雅遠様と、一緒にいたいですから」 「……今夜だけか?」 「今夜も、です」 雅遠に縁談が持ちかけられるお話。秘められた恋は、こういうとき困りますね。断る気マンマンの雅遠の子供っぽさが楽しい…
聞くところによると、近所の小学校では、インフルエンザの感染者が100人を超えたとかで、学校閉鎖になってるらしい。身近なところでこんなに広まってたとは驚きましたが、そういえば、僕は子供の頃、一度も学級閉鎖とか学校閉鎖とか経験してないなあと、危機…
「なにがあろうと私に触れるな。指一本触れるな。必要がない限り、半径一メートル以内に近づくことも許さない。なにかを渡す場合、たとえばそれが書類ならば、一度机の上に置け。そしてすぐに机から三歩離れろ。他の場合も同じだ。これはきみを試験雇用する…
「あのさ。もしかして……わたし、だめな巫女なのかな」 『これはまた唐突ですね』 「だって……巫女は浮遊大陸全体のために命をかけて結界を張るものでしょ?それはわかるの。でもその中に、一番守りたかった人がいなくなったら……どうすればいいの」 世界を護る…
昨日日記に書いた「アリスのウェディングドレス」をうさみさんが実行してた。無駄に凄い行動力には頭が下がる。ただの変態じゃなかったんだと痛感するひとときですね。それにしても今日は本気で具合が悪かった。朝から頭痛がするなーと思って、頭痛薬飲んで…
「うん、そう。だけどね」女はそこでとても大事なことを語るかのように、声を潜めた。「その逆に、王は人々を救うこともできる」 救う?」 「王が立ち上がって、『争いをやめろ』お一言、声を張り上げれば争いは、止むの。病人を指さして、『この者の命を救…
「だが、和泉。おまえは竜田の容疑がもっとも濃いことを指摘していたんじゃなかったか?」 「ええ、そうよ。いったでしょう、わたしは誰でも疑うと。疑ってそしてわたしは判断したの。竜田は犯人ではないとね」 蛍の宮のツンデレっぷりやヤマトタケル作戦に…
10/10 電撃文庫 アクセル・ワールド3 ―夕闇の略奪者― 川原礫 [A][B] ロウきゅーぶ! (3) 蒼山サグ [A][B] 小春原日和の育成日記 五十嵐雄策 [A][B] 世界の中心、針山さん (3) 成田良悟 [A][B] さよならピアノソナタ encore pieces 杉井光 [A][B] “不思議”…
このラノ締め切りは、10月6日です。 ライトノベルBESTランキング ウェブアンケート さりげなくbooklines.netでもバナーを張ったりしてましたが、肝心の投票を自分がしてなかったりする。というわけで、朝から、どれにしようかなと選出して、サクッと送付し…
「続けろ」 アリクラの頬がこわばる。それは恐怖のこわばりだ。 「続けるんだ。<海の一統>の伝説を。大いなるものにあらがに、星を踏み越えて飛んだ猛々しさを思い出せ。俺たち<恋人たち>が憧れてできなかった、果敢な反抗な姿を見せ続けろ!」 いい人が…